特許
J-GLOBAL ID:200903089594248968

化学反応の進行予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-018765
公開番号(公開出願番号):特開2004-233077
出願日: 2003年01月28日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】媒体内に浸入した拡散物質が当該媒体内の反応物質と化学反応をしつつ当該媒体内を拡散していく場合において、媒体内の各所における化学反応の進行状況を簡易かつ精度よく予測すること。【解決手段】位置情報を有するセルCEn,CEn+1内の拡散物質の蓄積量An,t,An+1,tに基づいて時間Δtあたりの拡散物質の拡散量Pn,Δtを演算し、セルCEn内の拡散物質の蓄積量An,tおよび反応物質の蓄積量Bn,tに基づいて時間Δtあたりの拡散物質の反応量Qn,Δtおよび反応物質の反応量Rn,Δtを演算する。次いで、拡散物質の蓄積量An,t、拡散量Pn,Δtおよび反応量Qn,Δtに基づいて時間Δt経過後の拡散物質の蓄積量An,t+Δtを演算し、反応物質の蓄積量Bn,tおよび反応量Rn,Δtに基づいて反応物質の蓄積量Bn,t+Δtを演算する。そして、この演算を所定時間Tが経過するまで繰り返す。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
媒体内に浸入した拡散物質が、当該媒体内に存在する反応物質と化学反応をしつつ当該媒体内を拡散していく場合において、所定時間T経過後の前記媒体内の各所における化学反応の進行状況を予測する化学反応の進行予測方法であって、 前記媒体を、位置情報を有する複数のセルに分割する第一ステップと、 一のセルに蓄積されている前記拡散物質の蓄積量Atと当該一のセルに隣接する他のセルに蓄積されている前記拡散物質の蓄積量At’とに基づいて、時間Δtの間に前記一のセルから前記他のセルに拡散する前記拡散物質の拡散量PΔtを演算するとともに、前記一のセルに蓄積されている前記拡散物質の蓄積量Atおよび前記反応物質の蓄積量Btに基づいて、時間Δtの間に前記一のセルにおいて反応する前記拡散物質の反応量QΔtおよび前記反応物質の反応量RΔtを演算する第二ステップと、 前記拡散物質の蓄積量At、前記第二ステップで演算された前記拡散物質の拡散量PΔtおよび反応量QΔtに基づいて、時間Δt経過後の前記一のセルにおける前記拡散物質の蓄積量At+Δtを演算するとともに、前記反応物質の蓄積量Btおよび前記第二ステップで演算された前記反応物質の反応量RΔtに基づいて、時間Δt経過後の前記一のセルにおける前記反応物質の蓄積量Bt+Δtを演算する第三ステップとを含み、 前記第二ステップおよび第三ステップを繰り返して所定時間T経過後における前記各セルにおける前記拡散物質の蓄積量ATと前記反応物質の蓄積量BTとを演算することを特徴とする化学反応の進行予測方法。
IPC (1件):
G01N17/00
FI (1件):
G01N17/00
Fターム (5件):
2G050AA02 ,  2G050BA05 ,  2G050CA01 ,  2G050EA06 ,  2G050EC05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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引用文献:
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