特許
J-GLOBAL ID:200903089621861936

トリポード型等速自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347612
公開番号(公開出願番号):特開平10-184715
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 外輪とトリポード部材の軸線が斜交する作動角運転時に外輪のローラ案内面に対してローラが斜交して相対移動すると誘起スラストが発生して、発熱や振動、騒音の原因になり、耐久性が悪くなることがある。【解決手段】 トリポード部材4の3本の脚軸5の外周面を軸線に中心を持つ曲率半径R1 と真球面m1 と、この真球面m1 の中間部に中央に曲率半径R1 より大きな曲率半径R2 の中間曲面m2 を形成し、等速自在継手の作動角運転時に転動体6を主として中間曲面m2 に接触させるようにして、転動体6の最大面圧と誘起スラストを低減させ、耐久性を改善する。この場合、曲率半径R2 が無限大に大きくして中間曲面m2 を円筒面にすることも可能である。
請求項(抜粋):
外輪の内周に外輪軸方向に形成された3本のトラック溝に、トリポード部材の3本の脚軸に転動体を介して回転可能に外嵌したローラを、トラック溝の両側の外輪軸方向のローラ案内面に係合させたトリポード型等速自在継手において、上記脚軸の外周面の母線を、脚軸の軸方向両端側に位置し脚軸の軸線上に中心を持つ真円の一部を構成する円弧と、前記円弧の間に位置し前記円弧と滑らかに連なった前記円弧の曲率半径よりも大きな曲率半径の曲線との組合せで形成したトリポード型等速自在継手。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (7件)
  • 特開昭54-132046
  • 等速ジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-238932   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特公平3-001529
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