特許
J-GLOBAL ID:200903089698114432

液晶表示装置、及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大前 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-050598
公開番号(公開出願番号):特開平11-249143
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】ラビング処理を省略しかつ歩留まりを向上させると共に、応答性と視野角特性に優れたホメオトロピック配向モードの液晶表示装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】配向膜5・6は、直接表示電極3・4上に形成された単分子膜に非水系有機溶媒を接触させた後、単分子膜における各画素に対応する領域が複数の領域に分割された領域毎に、それぞれ所定の方向に非水系有機溶媒を液切りして上記単分子膜を液切り方向に傾斜させ、かつ紫外線を照射することにより感光性基同士を架橋させて形成される。これにより、ラビング処理により配向処理を行う必要がなく、ラビング筋等による配向膜表面の劣化を防止すると共に、1画素を構成する液晶層領域を配向方向が異なる配向領域A・Bに分割し、表示画面の左右方向に視野角を拡大して、視野角特性を向上させたホメオトロピック配向モードの液晶表示装置を提供できる。
請求項(抜粋):
それぞれ表示電極と配向膜とを備え、対向して配置された一対の基板の間に、誘電率異方性が負の液晶分子を含む液晶層が設けられると共に、電圧無印加時に液晶層内の液晶分子が、上記基板の法線方向に関する配向方位が基板に対してほぼ垂直に配向した液晶表示装置であって、上記配向膜は、感光性基を有する分子を含む分子群が、上記表示電極の少なくとも表面に単分子膜状に形成されていると共に、上記配向膜が各画素毎に複数の領域に分割され、しかも、この配向膜分割領域内の分子群は、基板の法線方向に関する配向方位が基板に対してほぼ垂直で、且つ、基板に平行な面内に関する配向方位が各分割領域毎に異なるように傾斜しており、上記液晶層は、上記配向膜の配向処理に応じて、各画素毎に液晶分子の基板面内に関する配向方位が異なる複数の配向領域に分割され、上記配向膜分割領域内の分子群の傾斜状態は、予め、上記配向膜分割領域に非水系有機溶媒を接触させた後、該非水系有機溶媒を、配向膜分割領毎に異なる液切り方向に液切りし、且つこの状態でエネルギービームを照射して感光性基同士を架橋させて得られたものであることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (2件):
G02F 1/1337 505 ,  G02F 1/1337 530
FI (2件):
G02F 1/1337 505 ,  G02F 1/1337 530
引用特許:
出願人引用 (9件)
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