特許
J-GLOBAL ID:200903089746512518

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-235981
公開番号(公開出願番号):特開2008-059921
出願日: 2006年08月31日
公開日(公表日): 2008年03月13日
要約:
【課題】燃料電池の発電停止時のカソード側触媒層の部分的なカーボン酸化による劣化を、エネルギ効率の低下を招くことなく抑制することを目的とする。【解決手段】発電停止時に、燃料ガスの供給、および、排出が停止される燃料電池に用いられる膜電極接合体410において、燃料ガス供給口、および、アノードオフガス排出口からの距離が比較的長いアノード上の領域に対して電解質膜を挟んで対向する領域、すなわち、発電停止時に、カソード電位が部分的に上昇しやすく、カーボン酸化が生じやすいカソード側触媒層414の一部の領域に、酸化に対する耐久性が第1の触媒層414bよりも高い第1の触媒層414aを配置し、その他の領域には、酸化に対する耐久性が比較的低い第1の触媒層414bを配置する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
所定の電解質膜の両面に、それぞれアノード、および、カソードを接合した膜電極接合体を備え、前記アノードに供給された燃料ガスと、前記カソードに供給された酸化剤ガスとの電気化学反応によって発電する燃料電池であって、 前記アノードに前記燃料ガスを供給するための燃料ガス供給口と、 前記アノードから排出されるアノードオフガスを前記燃料電池の外部に排出するためのアノードオフガス排出口と、を備え、 前記カソードは、 前記電解質膜の一方の面に接合され、前記電気化学反応を促進するためのカソード側触媒層を備えており、 前記カソード側触媒層は、該カソード側触媒層の面内において、 第1の触媒層と、 該第1の触媒層よりも酸化に対する耐久性が高い第2の触媒層と、を有し、 前記第2の触媒層は、前記燃料ガス供給口、および、前記アノードオフガス排出口からの距離が比較的長い前記アノード上の領域に対して前記電解質膜を挟んで対向する領域に配置されており、 前記第1の触媒層は、前記燃料ガス供給口、および、前記アノードオフガス排出口からの距離が比較的短い前記アノード上の領域に対して前記電解質膜を挟んで対向する領域に配置されている、 燃料電池。
IPC (3件):
H01M 4/86 ,  H01M 4/90 ,  H01M 8/04
FI (4件):
H01M4/86 M ,  H01M4/90 B ,  H01M8/04 J ,  H01M8/04 Y
Fターム (9件):
5H018AA06 ,  5H018AS03 ,  5H018DD10 ,  5H018EE06 ,  5H018HH03 ,  5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H027AA06
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (1件)

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