特許
J-GLOBAL ID:200903089782614580

車両用温水式暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-288803
公開番号(公開出願番号):特開平10-129242
出願日: 1996年10月30日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 走行用エンジン1で駆動されるウオータポンプ2の回転数変動に基づく温水圧力変動に起因する熱交換器7の吹出空気温度の変動、およびラム圧の変動に基づく外気導入量の変動に起因する熱交換器吹出空気温度の変動をともに低減する。【解決手段】 外気モード時に、車速が所定量(0〜150km/h)変化したときに発生するラム圧変化に基づく外気導入量の変化に起因する吹出空気温度の変動分をΔTa1とし、内気モード時に、車速が前記所定量変化したときに発生するエンジン回転数変動に基づく温水圧力の変化に起因する吹出空気温度の変動分をΔTa2としたとき、ΔTa2がΔTa1の略1/2となるように、車速が前記所定量変化したときに発生するエンジン回転数変動範囲における、圧力応動弁6の開度目標値を設定する。
請求項(抜粋):
水冷式の走行用エンジン(1)と、このエンジン(1)により駆動されるウォータポンプ(2)とを備え、前記エンジン(1)にて加熱された温水を前記ウォータポンプ(2)にて温水回路に循環するようにした車両に適用される温水式暖房装置であって、内気を導入する内気モードと外気を導入する外気モードとを切替可能な空気通路(9)と、この空気通路(9)内に設置され、前記温水と空気とを熱交換して空気を加熱する暖房用熱交換器(7)と、この暖房用熱交換器(7)をバイパスして温水を流すバイパス回路(5)と、このバイパス回路(5)に設けられ、前記エンジン(1)から供給される温水の圧力上昇に応じて、前記バイパス回路(5)の開度を増大する圧力応動弁(6)と、前記エンジン(1)から前記暖房用熱交換器(7)に供給される温水流量を制御して、前記暖房用熱交換器(7)の吹出空気温度を調整する流量制御弁(4)とを備え、前記外気モード時に、車速が所定量変化したときに発生するラム圧変化に基づく外気導入量の変化に起因する前記吹出空気温度の変動分をΔTa1とし、前記内気モード時に、車速が前記所定量変化したとき、これに対応して発生する前記エンジン(1)の回転数変動に基づく温水圧力の変化に起因する前記吹出空気温度の変動分をΔTa2としたとき、前記ΔTa2が前記ΔTa1の1/4〜3/4の範囲内となるように、車速が前記所定量変化したときに発生する前記エンジン(1)の回転数変動範囲における、前記圧力応動弁(6)の開度目標値を設定することを特徴とする車両用温水式暖房装置。
IPC (2件):
B60H 1/08 621 ,  B60H 1/00 101
FI (2件):
B60H 1/08 621 A ,  B60H 1/00 101 B
引用特許:
出願人引用 (3件)

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