特許
J-GLOBAL ID:200903089865651267

露光量決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-331687
公開番号(公開出願番号):特開平9-171220
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 カラー原画像から人物の顔を含む人物画像を高い確度で抽出し最適な濃度で再現されるように露光量を決定する。【解決手段】 ネガフィルムから撮影情報を読み取り(100)、原画像上の各画素について、R、G、B3色の測光データに基づいて同色同濃度の小領域にカラー原画像を分割し(104)、各小領域の特徴を表す特性値を演算する(105)。次に、各小領域について撮影情報に基づいて主要画像サイズと大幅に大きさが異なる背景であることが予想される小領域及び位置情報に基づいて主要画像である確度が低い小領域を求め、これらの小領域を非主要領域として除去し(106)、除去された非主要領域以外の領域から、所定範囲の人物画像に相当する色または濃度内の小領域を有効領域として抽出し(108)、有効領域内で平均輝度を用いて人物画像の濃度を推定し、推定した濃度を出力する(110)。
請求項(抜粋):
カラー原画像上の人物画像の位置情報、ストロボのオンオフを表すストロボ情報、及び前記人物画像を含む被写体の前記ストロボ発光前の平均輝度を表す輝度情報を含む撮影条件を表す撮影情報を読み取り、前記撮影情報に基づいて、前記人物画像の縦又は横の長さ、面積、及び縦横の比率の少なくとも1つを表す人物画像の大きさを求め、カラー原画像を多数画素に分割して各画素を赤光、緑光及び青光の3色に分解して測光し、測光により得られた測光データに基づいて各画素の3色の濃度を求め、3色濃度より求めた色及び濃度の少なくとも一方が同一または類似した連続する画素からなる小領域に前記カラー原画像を分割し、前記撮影情報に含まれる位置情報に基づいて人物画像を含まないカラー原画像上の所定領域を定め、前記人物画像の大きさと同一の大きさ又は近似した大きさを越える大きさの小領域、及び前記所定領域に少なくとも一部が含まれる小領域を除いた後の残存領域を有効領域として選択し、選択した有効領域の全ての画素の濃度を用いて、濃度のヒストグラムを求め、前記撮影情報に含まれるストロボ情報及び輝度情報に基づいて前記ヒストグラム上に特徴範囲を定め、当該特徴範囲内に属する全画素の濃度に基づいて人物画像の濃度を推定し、推定した濃度に基づいて複写材料への露光量を決定する、露光量決定方法。
IPC (2件):
G03B 27/80 ,  G03B 27/73 GAP
FI (2件):
G03B 27/80 ,  G03B 27/73 GAP
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 露光量決定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-338759   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • プリント写真の作成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-261126   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開昭59-081642
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