特許
J-GLOBAL ID:200903090117089490

ビデオカメラ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-344369
公開番号(公開出願番号):特開平6-197257
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 内挿処理で等価的に撮像素子の走査領域の移動させることにより手振れなどによる画面振れを補正するに際し、再生画像の解像度の劣化を防止する。【構成】 揺れ検出センサ12で検出された手振れ量は制御回路9に供給され、この手振れ量に応じた係数αが電子ズーム処理回路7に設定される。撮像素子2の出力信号は信号処理回路6に供給され、電子ズーム処理回路7により、係数αを用いて内挿処理され、これにより、等価的に撮像素子2の有効画素領域に対する走査領域の位置が微調整されたことになって、手振れなどによる画面振れが補正される。また、制御回路9は手振れ量に応じて走査パルス生成回路5を制御し、係数αが1/2に近いときと、遠いときとで撮像素子2での画素の読み取りを異ならせる。これにより、電子ズーム処理回路7に設定される係数αは常に1/2から遠いものとなり、再生画像の解像度劣化を抑圧できる。
請求項(抜粋):
結像された被写体像の光電変換を行なう有効画素領域の一部を走査領域とする撮像素子と、該撮像素子を駆動する走査パルスを生成する走査パルス生成回路と、該撮像素子の出力信号から1つおきに配置される2つの走査線の信号を得、夫々α倍、1-α倍して加算する内挿処理回路と、該内挿処理回路の出力信号を処理する信号処理回路と、手振れなどによる揺れを検出する揺れ検出手段と、該揺れ検出手段の検出出力に応じて該内挿処理回路の該係数α(但し、0≦α≦1)を設定しかつ該走査パルス発生回路を制御する制御回路とを備えたビデオカメラ装置において、該制御回路による該走査パルス生成回路の制御により、Xを1/2よりも小さい値として、0≦α<Xまたは(1-X)<α≦1のときとX≦α≦(1-X)のときとで該撮像素子での走査状態を異ならせ、該内挿処理回路が処理対象とする2つの走査線の組合せを異ならせることを特徴とするビデオカメラ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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