特許
J-GLOBAL ID:200903090128407345

エレベ-タ・ドア保護システムの消費電力低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 泉 克文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-291527
公開番号(公開出願番号):特開2000-169064
出願日: 1999年10月13日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 赤外光発光装置の電力消費を低減できるエレベータ・ドア保護システムを提供する。【解決手段】 複数の赤外光発光装置3および赤外光受光装置5の対を含む赤外光ビーム2のカーテンと、赤外光ビームの遮断によって赤外光受光装置5の出力に応答してエレベータ・ドア1a、1bを開く回路とを備える。(a)ドア1a、1bが閉じている時には赤外光発光装置3に供給される通常電力を低減し、(b)ドア1a、1bが開いている時には、赤外光発光装置3に供給される通常電力を回復する検出手段を持つ。好ましくは、ドア1a、1bが閉じてから所定の時間が経過しないと消費電力の低減が行われないように、遅延時間が設けられる。赤外光発光装置3の消費電力が低減され、その寿命を延ばすことができる。
請求項(抜粋):
エレベータ・ドア保護システムの消費電力低減装置であって、前記エレベータ・ドア保護システムは赤外光カーテン手段(2)を有しており、前記赤外光カーテン手段(2)は、エレベータ・ドア(1a、1b)の開口部に赤外光ビームを生成する赤外光ビーム発光手段(3)と、前記赤外光ビームを受光する赤外光ビーム受光手段(5)と、前記赤外光ビームが前記ドア(1a、1b)の開口部において物体によって遮られた時に、前記赤外光ビーム受光手段(5)の出力に応答して駆動信号を生成する回路(6、7)と、前記赤外光ビームが遮られた時に前記駆動信号に応答して前記ドア(1a、1b)を開くエレベータ・ドア制御手段(8、9)とを備えており、前記消費電力低減装置は、(a)前記ドア(1a、1b)が実質的に閉じている時には、前記赤外光ビーム発光手段(3)に供給される通常電力を低減することができると共に、(b)前記ドア(1a、1b)が開いている時には、前記赤外光ビーム発光手段(3)に供給される通常電力に復帰させることができる検出手段(6、7)を有しているものにおいて、前記赤外光ビーム発光手段(3)および前記赤外光ビーム受光手段(5)が、通常は1秒当たりN個の走査時間という走査速度で走査され、また、前記電力は、前記走査時間の各々の間に待機時間を挿入することによって低減せしめられることを特徴とするエレベータ・ドア保護システムの消費電力低減装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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