特許
J-GLOBAL ID:200903090194904430

画像識別方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-101502
公開番号(公開出願番号):特開平9-288730
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 輝度情報に着目してして、原画像の中から所望の像のみを除去あるいは抽出することのできる画像識別方法及び装置を提供すること。【解決手段】 手段200は、原画像190中のすべての像を二値化して抽出する。手段300は、輝度が所定のしきい値以上(あるいは以下)の画素を原画像中から抽出する。しきい値には、ノイズを構成する画素の輝度の範囲外であり且つ対象像を構成する画素の輝度の範囲内の値を設定する。しきい値をこのように設定することで、ノイズを抽出することなく対象像の少なくとも一部を抽出することができる。この場合、輝度に代わって、輝度の二次微分値を用いてもよい。この後、手段400は、手段300によって抽出した画像を膨張させることで、手段200の抽出した対象像の画像を覆う像を得る。さらに、この像と、手段200によって得た画像との論理積をとる。これにより所望の対象像のみを正確に復元できる。
請求項(抜粋):
原画像から所望の像(以下“対象像”という)を抽出する画像識別装置において、上記原画像中に含まれているすべての像を二値化して抽出する二値化全抽出手段と、上記対象像以外の像(以下“ノイズ”という)を構成する画素の輝度の範囲外であり且つ上記対象像を構成する画素の輝度の範囲内の値に別途に設定されるしきい値を備え、該しきい値と上記原画像中の各画素の輝度値とを比較し、上記しきい値以上または上記しきい値以下の画素を抽出することで、上記ノイズを抽出することなく上記対象像の少なくとも一部を抽出する対象像識別手段と、上記対象像識別手段によって抽出した画像を膨張させることで上記二値化全抽出手段の抽出した上記対象像の画像を覆う像を得る膨張処理を行い、その後、上記二値化全抽出手段によって得た画像と上記膨張処理によって得た像との論理積をとる対象像復元手段と、を有することを特徴とする画像識別装置。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G01N 33/483
FI (2件):
G06F 15/70 330 C ,  G01N 33/483 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-134777
  • 図形分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-280440   出願人:株式会社イーゼル
  • 画像抽出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-240515   出願人:株式会社富士通ゼネラル

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