特許
J-GLOBAL ID:200903090220693494

無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349571
公開番号(公開出願番号):特開平11-182665
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】登坂路走行、降坂路走行における変速比のダウンシフト量を適正化してエンジンの過回転を防止し振動、騒音の悪化を防ぐと共に、運転性を向上する。【解決手段】平坦路走行を基準とした走行抵抗増加量ΔRに基づいて登坂路走行か降坂路走行かを判断し、登坂路走行の時には上記走行抵抗増加量ΔRによりスロットル全開時の目標駆動力Ftrgtを設定し、降坂路走行の時にはスロットル全閉時の目標駆動力Ftrgtをする。そして、登坂路走行の時には上記目標駆動力Ftrgtと現在の車速Vでのスロットル全開時の達成駆動力F(t)とを比較し、一方、降坂路走行の時には上記目標駆動力Ftrgtと現在と車速Vでのスロットル全閉時の達成駆動力F(t)とを比較して(S31)、達成駆動力F(t)を目標駆動力Ftrgtに収束させる変速比補正量Δrを設定する。そして、この変速比補正量Δrにより基本変速特性マップに格納されている目標プライマリプーリ回転数NPをダウンシフト側に補正し(S36)、この補正後の目標プライマリプーリ回転数NPに基づいて目標変速比isを設定する。
請求項(抜粋):
運転状態に基づいて平坦路走行を基準とした走行抵抗増加量を設定する走行抵抗増加量設定手段と、上記走行抵抗増加量に基づいて登坂路走行か降坂路走行かを判断し、登坂路走行のときには上記走行抵抗増加量によりスロットル全開時の目標駆動力を設定し、降坂路走行のときには上記走行抵抗増加量によりスロットル全閉時の目標駆動力を設定する目標駆動力設定手段と、登坂路走行のときには上記目標駆動力と現在の車速でのスロットル全開時の達成駆動力とを比較し、降坂路走行のときには上記目標駆動力と現在の車速でのスロットル全閉時の達成駆動力とを比較して、達成駆動力を目標駆動力に収束させる補正量を設定する補正量設定手段と、上記補正量により基本変速特性マップに格納されている基本変速特性をダウンシフト側に補正する変速特性補正手段と、補正後の基本変速特性に基づいて目標変速比を設定する目標変速比設定手段とを備えたことを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/10 ,  F16H 59:66 ,  F16H 63:06
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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