特許
J-GLOBAL ID:200903090379234440

チョッパレギュレータの制御装置、および、それを用いたチョッパレギュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302161
公開番号(公開出願番号):特開平10-146046
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 過電流保護回路を有するチョッパレギュレータにおいて、過電流保護動作時における出力電流の垂下特性を改善し、短絡電流を低減する。【解決手段】 過電流検出回路38は、出力トランジスタ31に直列に設けられた過電流検出用抵抗37の両端間電圧VR が非短絡時の検出レベルを越えた場合、フリップフロップ39へ指示して、出力トランジスタ31の導通を阻止する。これにより、出力電流IO は制限され、定電圧電源回路1を構成する各部材は、負荷6の変動などに起因する過電流から保護される。一方、コンパレータ40は、帰還電圧VADJ に基づいて、負荷端子Oの短絡を検出すると、発振器34へ指示して、定電圧電源回路1のスイッチング周波数を低下させる。さらに、過電流検出回路38は、コンパレータ40の指示に従い、過電流を検出する際の検出レベルを非短絡時よりも低く設定する。
請求項(抜粋):
入力側から供給される電流をスイッチング素子にて断続した後、平滑化回路にて平滑化して出力するチョッパレギュレータの制御装置であって、出力電圧が安定するように、上記スイッチング素子のデューティを制御する制御手段と、上記スイッチング素子へ過剰な電流が流れていることを検出する過電流検出手段と、過電流の検出時に、上記スイッチング素子を遮断させる期間を上記制御手段へ指示する発振器と、出力電圧が所定のレベル以下になった場合、上記発振器の発振周波数を低下させる短絡検出手段とを備えており、上記過電流検出手段は、短絡検出手段が短絡を検出した場合に、検出していない場合に比べて、過電流を検出する際の検出レベルを低下させることを特徴とするチョッパレギュレータの制御装置。
IPC (3件):
H02M 3/155 ,  H02H 9/02 ,  H02H 9/08
FI (3件):
H02M 3/155 C ,  H02H 9/02 E ,  H02H 9/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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