特許
J-GLOBAL ID:200903090416016288

コンクリート含有成分測定装置および測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡崎 豊野
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-029588
公開番号(公開出願番号):特開2006-214941
出願日: 2005年02月04日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】非破壊的にコンクリートの含有塩化物濃度、含水率、酸化鉄量、空隙率等の諸特性を検査し、内部に埋め込まれた鉄筋や配管の位置を検査できる方法とその装置を提供する。【解決手段】交流インピーダンスZの実部R1と虚部X1を測定するステップ1と、導電率σと誘電率εとして適当な初期値を与えるステップ2と、電極間複素電圧の実部R2と虚部X2を数学的モデルにより計算するステップ3と、実部R1と虚部X1及びステップ3により得られた電極間複素電圧の計算値である実部R2と虚部X2から二乗誤差を求めるステップ4と、前記二乗誤差は所定値より小さいか否か判定するステップ5と、二乗誤差をより小さな値に改善する導電率σと誘電率ε求めるステップ6と誘電率εを真空誘電率ε0で割って比誘電率εrを求めるステップ7と導電率σと比誘電率εrをf[Hz]における測定値とするステップ8とによりコンクリートの導電率σと比誘電率εrを測定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
測定用電極1A及び1B間に周波数f[Hz]の交流電流を通流して電極間複素電圧を測定することにより交流インピーダンスZの実部R1と虚部X1を測定するステップ1と、コンクリートの電気的特性要因である導電率σと誘電率εとして適当な初期値を与えるステップ2と、導電率をσとし誘電率をεとするコンクリートに前記ステップ1の測定に用いたのと同一3次元形状の電極間に周波数f[Hz]の単位電流を通流した場合に発生する電極間複素電圧の実部R2と虚部X2を数学的モデルにより計算するステップ3と、電極間複素電圧の実測値である実部R1と虚部X1及びステップ3により得られた電極間複素電圧の計算値である実部R2と虚部X2から実測値と計算値の差の複素絶対値である二乗誤差を求めるステップ4と、ステップ4において求めた二乗誤差は所定値より小さいか否か判定するステップ5と、ステップ5において前記二乗誤差が所定値以上の大きさであった場合に電極間複素電圧の実測値と計算値の二乗誤差をより小さな値に改善する導電率σと誘電率ε求めるステップ6と、ステップ5において前記二乗誤差が所定値より小さかった場合に誘電率εを真空誘電率ε0で割って比誘電率εrを求めるステップ7と、ステップ7の処理の後で導電率σと比誘電率εrを周波数f[Hz]における測定値とするステップ8とにより構成され、所定値よりも小さな二乗誤差のコンクリートの導電率σと比誘電率εrを得るまでステップ3からステップ6までを繰り返し、測定に用いる電極の3次元形状及びコンクリートの形状に依存することなく指定周波数f[Hz]におけるコンクリートの導電率σと比誘電率εrを測定することを特徴とするコンクリート導電率及び比誘電率の測定方法。
IPC (3件):
G01N 27/02 ,  G01N 27/22 ,  G01N 33/38
FI (4件):
G01N27/02 Z ,  G01N27/02 A ,  G01N27/22 C ,  G01N33/38
Fターム (5件):
2G060AA08 ,  2G060AE16 ,  2G060AE40 ,  2G060AF11 ,  2G060KA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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引用文献:
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