特許
J-GLOBAL ID:200903090453991614

楽音合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296069
公開番号(公開出願番号):特開平10-143162
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 自然楽器音の音高特性(移動フォルマント特性)と時間特性(過渡特性)を簡単な回路構成を用いてシミュレートする。【解決手段】 波形発生部15または遅延器16が生成する基準波形yin と非線形振動部11が生成する振動波形yn との差分(yin -yn )に対して、計時用カウンタ19のカウント値に対応して摂動ゲイン制御用テーブル20から読み出した時間経過とともに可変の摂動ゲインKn を乗算器13において掛け算して非線形振動部11に対する摂動波形b′(fyn =Kn (yin -yn ))を得る一方、ピッチデータdに対応して固有振動周波数制御用テーブル18から読み出した時間差分項ΔTn を非線形振動部11の差分方程式f(ΔTn ,Kn)に設定し、摂動波形b′により非線形振動部11の差分方程式f(ΔTn ,Kn )を摂動する。
請求項(抜粋):
非線形微分方程式で記述される自励振動系を差分形式にデジタルシミュレートした非線形振動手段を楽音波形のピッチに相当する周期を有した周期波形で摂動させることにより非線形振動手段の振動を安定化させ所望の楽音波形を合成させる楽音合成装置において、前記非線形振動手段が演算する差分方程式の時間差分項(ΔTn )を楽音波形のピッチに応じて制御することを特徴とする楽音合成装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-097197
  • 楽音発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-185639   出願人:ヤマハ株式会社
  • 楽音信号発生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-185640   出願人:ヤマハ株式会社
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