特許
J-GLOBAL ID:200903090455644202

車両用熱交換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184252
公開番号(公開出願番号):特開平9-030246
出願日: 1995年07月20日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 エンジン冷却用ラジエータ9の空気上流側に、冷凍サイクルの凝縮器1を配置し、ラジエータ9の吸込式冷却ファンによりこの両者1、9を冷却する車両用熱交換装置において、凝縮器1の能力向上を図る。【解決手段】 マルチフロータイプの凝縮器1において、第1、第2の両ヘッダタンク5、6を含む幅寸法をラジエータ9のコア部の幅寸法より若干小さくして、両ヘッダタンク5、6の外表面の略全体に、ラジエータ9の吸込式冷却ファンによる送風空気が流れるようにする。これにより、凝縮器1において、コア部4のみならず、ヘッダタンク5、6においても、冷却空気と冷媒との間で熱交換を行うことができ、冷媒の放熱量を増大できる。
請求項(抜粋):
エンジン冷却水を冷却するラジエータ(9)と、このラジエータ(9)の空気下流側に配置され、このラジエータ(9)に冷却空気を送風する吸込式の冷却ファン(18)と、前記ラジエータ(9)の空気上流側に配置され、冷凍サイクルの圧縮機吐出冷媒ガスを冷却して凝縮させる凝縮器(1)とを備える車両用熱交換装置において、前記凝縮器(1)は、並列配置されたチューブ(2)と、このチューブ(2)間に配置されたフィン(3)と、前記チューブ(2)の一端側と連通する第1のヘッダタンク(5)と、前記チューブ(2)の他端側と連通する第2のヘッダタンク(6)とを有するマルチフロータイプで構成されており、さらに、前記第1、第2の両ヘッダタンク(5、6)のうち、少なくとも一方のヘッダタンクの外表面の略全体、および前記チューブ(2)と前記フィン(3)からなるコア部(4)に、前記冷却ファン(18)による送風空気が流れるようにしたことを特徴とする車両用熱交換装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-057421
  • 車両用コンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-246723   出願人:日産自動車株式会社
  • 受液器一体型冷媒凝縮器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-254537   出願人:日本電装株式会社
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