特許
J-GLOBAL ID:200903090470646084

構造物残留変形計測装置、及び構造物の残留変形計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 洋一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-182212
公開番号(公開出願番号):特開2005-017109
出願日: 2003年06月26日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】実施方法が容易で、かつ構造物の構造部材の残留変形を計測し得る構造物残留変形計測装置、及び構造物残留変形計測方法を提供する。【解決手段】残留変形計測部4のCPU45は、場所打ちコンクリート杭203の主鉄筋206に所定の判別値を越える過大外力が付加されたことを検知した場合は、タイマーの出力から過大外力の検知後第1時間の経過を検出した後、切換スイッチ54を閉じさせて外力応答部材1とコンデンサ51を導通させ外力応答部材1の残留電荷をコンデンサ51に蓄電させ、次いで切換スイッチ55を閉じさせてコンデンサ51の電圧を電圧計52に計測させ、これに基づき残留電荷を演算し、これに基づき残留変形の値を演算する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
変形を生じると表面である分極面が電気的に分極し一方の分極面に正電荷が発生するとともに他方の分極面に負電荷が発生する圧電材料からなり構造物の略円柱状又は略円筒状の構造部材の外面に貼付されるように配置される外力応答部材と、 導電体からなり一端が前記外力応答部材の一方の分極面となる側に電気的に接続された第1導体部材と、 導電体からなり一端が前記外力応答部材の他方の分極面となる側に電気的に接続された第2導体部材と、 前記第1導体部材又は前記第2導体部材に取り付けられ回路を開閉するスイッチ手段と、 前記第1導体部材の他端と前記第2導体部材の他端に取り付けられるとともに、前記第1導体部材の他端と前記第2導体部材の間の電荷を計測する電荷測定手段と、 時間を計測する計時手段と、 制御演算手段を備え、 前記制御演算手段は、前記構造物の構造部材に所定の第1外力値を越える過大外力が付加されたことを検知した場合には、前記計時手段に時間の計測を開始させ、前記計時手段の出力から前記過大外力の検知後第1時間の経過を検出した場合には、前記スイッチ手段を閉じるように制御して前記外力応答部材と前記電荷測定手段とを電気的に導通させ、前記電荷計測手段が検出した電荷である残留電荷の計測値に基づいて、前記構造物の残留変形計測箇所における残留変形を演算することを特徴とする構造物残留変形計測装置。
IPC (3件):
G01B7/16 ,  G01L1/00 ,  G01M19/00
FI (3件):
G01B7/18 Z ,  G01L1/00 A ,  G01M19/00 Z
Fターム (18件):
2F063AA25 ,  2F063BA14 ,  2F063BC03 ,  2F063CA13 ,  2F063DA02 ,  2F063DA05 ,  2F063DC08 ,  2F063EC03 ,  2F063EC24 ,  2F063LA09 ,  2F063LA11 ,  2F063LA19 ,  2F063LA29 ,  2F063NA06 ,  2G024AD34 ,  2G024BA24 ,  2G024CA04 ,  2G024DA01

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