特許
J-GLOBAL ID:200903090485292394
鋼板の材質安定化方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-034615
公開番号(公開出願番号):特開2007-211318
出願日: 2006年02月13日
公開日(公表日): 2007年08月23日
要約:
【課題】鋼板製造工程の作業条件のばらつきによる製品材質(機械的性質)の目標値からのずれを解消し製品材質を安定化する方法を提供する。 【解決手段】予め過去の操業実績データの解析により、素材鋼成分値及び熱間圧延以降、最終工程側の熱処理に到る各工程の作業条件と製品材質(降伏強さ,引張強さ等)との関係式を求めておき、鋼板を熱処理するに際して、熱処理工程に到るまでの各工程(前工程)の作業実績値と、これから実施する熱処理の加熱温度(設計値)をもとに、前記関係式により製品材質の予測値を算出し、予測値と目標値との差を求めると共に、該予測値と目標値とのずれを解消するのに必要な加熱温度の修正量を算出し、修正再設定された熱処理温度で熱処理する。熱処理に到る前工程の作業実績のばらつきに起因する材質影響の総和が熱処理温度の修正により打消され、製品材質の目標値からのずれが低減解消される。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
製鋼・鋳造、及び熱間圧延から最終工程側の熱処理に到る各工程を経由して製造される鋼板の製品材料特性値の目標値からのずれを低減する方法において、
予め過去の操業実績データの解析により、素材鋼成分値、熱間圧延及びそれ以降の各工程における作業条件と、製品鋼板の材料特性値との関係式を求めておき、
鋼板の熱処理を行なうに際して、熱処理工程に到るまでの各工程の作業実績値と、これから実施しようとする熱処理の設計加熱温度とをもとに、前記関係式により、製品鋼板の材料特性値(予測値)を算出し、該予測値と目標材料特性値との差を求めると共に、熱処理の加熱温度について、前記製品材料特性値の予測値と目標値との差を解消するに必要な温度修正量を算出し、
算出された温度修正量に基づいて、設計加熱温度を修正して鋼板の熱処理を行なうことを特徴とする鋼板の材質安定化方法。
IPC (5件):
C21D 11/00
, C21D 9/46
, B21B 3/00
, C22C 38/00
, C22C 38/06
FI (5件):
C21D11/00 102
, C21D9/46 U
, B21B3/00 A
, C22C38/00 301W
, C22C38/06
Fターム (21件):
4K037EA01
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA15
, 4K037EA18
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EB06
, 4K037EB08
, 4K037FE02
, 4K037FM02
, 4K037FM04
, 4K037GA05
, 4K038AA01
, 4K038BA01
, 4K038DA01
, 4K038DA03
, 4K038EA01
, 4K038EA03
, 4K038FA02
引用特許: