特許
J-GLOBAL ID:200903090562083892

回路素子の定数測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-131389
公開番号(公開出願番号):特開平9-292453
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 電圧、電流の各入力ラインにそれぞれ2つのサンプルホールド回路を並列的に接続し、それらを交替的に動作させて高速サンプリングに対応し得るようにした場合、そのサンプルホールド回路固有のレベル誤差および位相誤差の校正を容易とする。【解決手段】 電圧Vの入力ラインおよび電流Iの入力ラインに対して、それぞれ2つのサンプルホールド回路21,22;23,24を並列的に接続し、一方の対とされた電圧、電流のサンプリング回路21,23にて例えば奇数番目のデータをサンプリングし、他方の対とされた電圧、電流のサンプリング回路22,24にて例えば偶数番目のデータをサンプリングし、その各々について、インピーダンスZ1,Z2、位相θ12とを求め、そして最終的にそれらの平均値を算出することにより、各サンプリング回路に起因するレベル誤差と位相誤差を抽出する。
請求項(抜粋):
被測定素子に印加される交流電圧Vと、それにより同被測定素子に流れる交流電流Iとから上記被測定素子の定数を算出する回路素子の定数測定装置において、上記交流電圧Vの入力ラインに対して並列的に接続された第1および第2の電圧サンプルホールド回路と、上記交流電流Iの入力ラインに対して並列的に接続された第1および第2の電流サンプルホールド回路と、上記第1の電圧サンプルホールド回路および上記第1の電流サンプルホールド回路を一方の対とするとともに、上記第2の電圧サンプルホールド回路および上記第2の電流サンプルホールド回路を他方の対とし、これら各対とされたサンプルホールド回路をサンプリング信号の時系列的な奇数、偶数順にしたがって交替的に動作させるサンプルホールド制御手段と、上記対をなす電圧、電流の各サンプルホールド回路に保持された交流電圧Vと交流電流Iとをディジタルデータに変換するA/D変換回路と、同A/D変換回路にて変換された電圧データと電流データとから所定の演算式にしたがって上記被測定素子の定数を算出するCPU(中央処理ユニット)とを備え、上記CPUは、上記被測定素子のインピーダンスZおよび位相角θを求めるにあたって、上記サンプリング信号の奇数番目および偶数番目に得られる各サンプリング値から、それぞれ奇数サンプリング時についての電圧、電流データと偶数サンプリング時の電圧、電流データとを算出し、この奇数サンプリング時および偶数サンプリング時の各電圧、電流データの平均をとるようにしたことを特徴とする回路素子の定数測定装置。
IPC (3件):
G01R 35/00 ,  G01R 19/00 ,  G01R 27/02
FI (3件):
G01R 35/00 E ,  G01R 19/00 U ,  G01R 27/02 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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