特許
J-GLOBAL ID:200903090722214433

交流電動機のベクトル制御方法及び同装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-121469
公開番号(公開出願番号):特開2003-274700
出願日: 2002年03月18日
公開日(公表日): 2003年09月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高周波電力に対し突極特性を示す交流電動機において、位置検出器を用いずに回転子位置、速度を安定に効率良く推定できるベクトル制御方法及び同装置を提供する。【解決手段】 ベクトル位置推定器10では、まず同相鏡相電流ベクトル生成器において、高周波電圧印加に起因する高周波成分を含む固定子電流ベクトル等を用いて、高周波の同相電流ベクトルと鏡相電流ベクトルとを検出あるいは推定する。次に、PLL部において、同相、鏡相の両電流ベクトルを用い、安定的かつ効率よく、回転子逆突極位置の精度よい推定値を生成する。余弦正弦信号発生器で、推知位置の余弦正弦値を算定し、ベクトル回転器に向け出力する。
請求項(抜粋):
トルク発生に寄与する固定子電流を、ベクトル回転器によって指示された互いに直交するd軸とq軸で構成される回転dq座標系上で、電流ベクトルのd軸成分及びq軸成分として分割し制御する電流制御工程と、回転する高周波電圧ベクトルとして扱い得る高周波電圧を固定子電圧の少なくとも一部として印加する高周波電圧印加工程と、該高周波電圧ベクトルの印加に応じ発生した、高周波磁束ベクトルと同方向へ回転する高周波同相電流ベクトルと、該高周波磁束ベクトルとは逆方向へ回転する高周波鏡相電流ベクトルとの成す角の中間角あるいはその推定値を回転子の逆突極位置として決定する位置決定工程とを有する交流電動機のベクトル制御方法であって、該高周波同相電流ベクトルあるいはこれと同相の推定値と該高周波鏡相電流ベクトルあるいはこれと同相の推定値とを用いて生成した位相偏差あるいは位相偏差近似値を入力とするフェーズロックドループを構成し、該フェーズロックドループの位相出力を該中間角の推定値とするように、該位置決定工程を構成することを特徴とする交流電動機のベクトル制御方法。
IPC (3件):
H02P 21/00 ,  H02P 5/05 ,  H02P 6/16
FI (4件):
H02P 5/408 C ,  H02P 6/02 321 N ,  H02P 5/408 A ,  H02P 5/00 501
Fターム (54件):
5H550BB08 ,  5H550BB10 ,  5H550DD03 ,  5H550DD08 ,  5H550DD09 ,  5H550GG03 ,  5H550GG05 ,  5H550HB08 ,  5H550JJ04 ,  5H550JJ22 ,  5H550JJ24 ,  5H550JJ25 ,  5H550JJ26 ,  5H550JJ30 ,  5H550LL14 ,  5H550LL22 ,  5H550LL35 ,  5H550LL60 ,  5H560BB04 ,  5H560BB17 ,  5H560BB18 ,  5H560DA12 ,  5H560DB20 ,  5H560DC12 ,  5H560DC20 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560RR10 ,  5H560TT08 ,  5H560TT20 ,  5H560XA02 ,  5H560XA04 ,  5H560XA13 ,  5H576BB06 ,  5H576DD02 ,  5H576DD04 ,  5H576DD07 ,  5H576DD09 ,  5H576EE01 ,  5H576GG02 ,  5H576GG04 ,  5H576HB01 ,  5H576JJ04 ,  5H576JJ05 ,  5H576JJ20 ,  5H576JJ22 ,  5H576JJ24 ,  5H576JJ26 ,  5H576JJ30 ,  5H576LL14 ,  5H576LL22 ,  5H576LL30 ,  5H576LL41 ,  5H576LL60
引用特許:
出願人引用 (3件)

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