特許
J-GLOBAL ID:200903090785519129

食品物性測定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-084901
公開番号(公開出願番号):特開2004-294173
出願日: 2003年03月26日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】「パリパリ感」あるいは「サクサク感」といった食感を正確に定量化する方法を提供する。【解決手段】測定すべき食品に所定の治具を挿入し、その際に発生する振動をフーリエ変換することにより、振動スペクトルを得る。次いで、前記振動スペクトルに対して知覚補正帯域幅を決定するとともに、この知覚補正帯域幅に基づいて、前記振動スペクトルにおける複数の知覚補正周波数帯域を決定する。次いで、前記複数の知覚補正周波数帯域に応じて前記振動スペクトルを分割し、複数の振動スペクトル区分を得、前記複数の振動スペクトル区分におけるそれぞれのスペクトル強度に対し、前記複数のスペクトル区分それぞれに対応する前記知覚補正周波数帯域に関連した補正計数を乗算して、複数の補正スペクトル強度値を算出する。次いで、前記複数の補正スペクトル強度値を積算することにより食感値に相当するシャープネスを得る。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
測定すべき食品に所定の治具を挿入し、その際に発生する振動を取得する第1の工程と、 前記振動をフーリエ変換することにより、振動スペクトルを得る第2の工程と、 前記振動スペクトルに対して知覚補正帯域幅を決定する第3の工程と、 前記知覚補正帯域幅に基づいて、前記振動スペクトルにおける複数の知覚補正周波数帯域を決定する第4の工程と、 前記複数の知覚補正周波数帯域に応じて前記振動スペクトルを分割し、複数の振動スペクトル区分を得る第5の工程と、 前記複数の振動スペクトル区分におけるそれぞれのスペクトル強度に対し、前記複数のスペクトル区分それぞれに対応する前記知覚補正周波数帯域に関連した補正計数を乗算して、複数の補正スペクトル強度値を算出する第6の工程と、 前記複数の補正スペクトル強度値を積算することにより食感値に相当するシャープネスを得る第7の工程と、 を具えることを特徴とする、食品物性測定方法。
IPC (2件):
G01N29/00 ,  G01N33/02
FI (2件):
G01N29/00 ,  G01N33/02
Fターム (13件):
2G047AA12 ,  2G047BA04 ,  2G047BC04 ,  2G047CA01 ,  2G047CA03 ,  2G047CA07 ,  2G047EA10 ,  2G047GA01 ,  2G047GG12 ,  2G047GG32 ,  2G047GG33 ,  2G047GG34 ,  2G047GG41
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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