特許
J-GLOBAL ID:200903090849253349

レシプロ式内燃機関の可変圧縮比機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-206257
公開番号(公開出願番号):特開2002-021592
出願日: 2000年07月07日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 複リンク式可変圧縮比機構におけるピストンスラスト荷重によるエネルギー損失を低減する。【解決手段】 可変圧縮比機構は、ピストン9に連結されたアッパーリンク3と、アッパーリンク3に連結されるとともに、クランクシャフト12のクランクピン5に連結されたロアーリンク4と、ロアーリンク4と偏心カム8とを連結してロアーリンク4の自由度を規制するコントロールリンク7と、を備える。偏心カム8の回動位置によってピストン9の上死点位置ひいては圧縮比が変化する。クランクシャフト12が矢印ω方向に回転する場合、ピストンピン中心(PP)とクランクピン中心(CP)とを結ぶ線分PP-CPよりも図の左側となるように、接続点Aが設定され、コントロールリンク7はこれと反対側に配置される。ピストン上死点に比べて、その後の燃焼荷重が大となるときに、アッパーリンク3が垂直に近付く。
請求項(抜粋):
ピストンのピストンピンに一端が連結されたアッパーリンクと、このアッパーリンクとクランクシャフトのクランクピンとを連結するロアーリンクと、を備えてなるレシプロ式内燃機関の可変圧縮比機構において、上記アッパーリンクと上記ロアーリンクとの接続点をAとし、ピストンピン中心(PP)と上記接続点Aとを結ぶ線分を線分PP-Aとし、ピストンピン中心(PP)の往復運動軸線をXとし、上記軸線Xから上記線分PP-Aまでクランクシャフト回転方向と同一の回転方向に沿って計測した角度を角φとすると、ピストン上死点において、ピストンピン中心(PP)とクランクピン中心(CP)を結ぶ1つの線分PP-CPを挟んで両側に想定し得る2つの接続点Aの中で、それぞれの線分PP-Aに対する角φが小さくなる側に、接続点Aを設定したことを特徴とするレシプロ式内燃機関の可変圧縮比機構。
IPC (4件):
F02D 15/02 ,  F01B 31/14 ,  F02B 75/04 ,  F02B 75/32
FI (4件):
F02D 15/02 C ,  F01B 31/14 ,  F02B 75/04 ,  F02B 75/32 A
Fターム (1件):
3G092DD06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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