特許
J-GLOBAL ID:200903090944754983

フィードフォワード歪補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-184169
公開番号(公開出願番号):特開2001-016046
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 歪抽出ループにおけるキャリア抑圧量を広い周波数帯域に亘り確保する。【解決手段】 本線上から分岐した信号と分配器D1により遅延回路DL1経由で分配された信号を方向性結合器DC2で結合させ(1個目のループ)、その結果得られた信号と分配器D1により遅延回路DL1A経由で分配された信号を方向性結合器DC2Aで結合させる(2個目のループ)。歪抽出ループを二重化することにより、遅延回路DL1及びDL1Aにおける遅延時間を精密に設定せずとも、広い周波数帯域に亘り良好なキャリア抑圧性能を実現できる。
請求項(抜粋):
キャリア成分を含む入力信号を増幅し出力する主増幅器に付設され当該主増幅器の非線形性により生じた歪成分を当該主増幅器の出力信号から除去乃至抑圧するために用いられる歪補償回路であって、上記入力信号から分岐した信号をフィードフォワードし上記出力信号から分岐した信号と結合させることにより抽出歪信号を生成する歪抽出ループと、この抽出歪信号をフィードフォワードし上記出力信号に結合させることにより歪補償出力信号を生成する歪除去ループと、歪抽出ループ及び歪除去ループにおける信号調整動作を制御する制御部とを備え、抽出歪信号へのキャリア成分の漏れが抑圧されるようまた歪補償出力信号への歪成分の漏れが抑圧されるよう上記制御部が上記制御を実行するフィードフォワード歪補償回路において、歪抽出ループが、上記入力信号をN分岐(N:3以上の自然数)しそのうち1個を増幅のため主増幅器に供給する分岐部材と、それぞれ残りのN-1個のうち対応するものを、順次、上記出力信号から分岐した信号又は前段の結合部材から出力される信号と結合させ、その結果得られる信号を次段の結合部材又は歪除去ループに出力する縦続接続されたN-1段の結合部材とを備え、最終段の結合部材の出力を以て上記抽出歪信号とすることを特徴とするフィードフォワード歪補償回路。
Fターム (20件):
5J090AA04 ,  5J090AA41 ,  5J090CA21 ,  5J090CA27 ,  5J090CA62 ,  5J090FA08 ,  5J090FA20 ,  5J090GN02 ,  5J090GN05 ,  5J090GN07 ,  5J090HA25 ,  5J090HN03 ,  5J090KA15 ,  5J090KA16 ,  5J090KA23 ,  5J090KA53 ,  5J090KA68 ,  5J090MA14 ,  5J090SA14 ,  5J090TA01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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