特許
J-GLOBAL ID:200903091006423206

ステンレス鋼部材及びその表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川和 高穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-295502
公開番号(公開出願番号):特開2001-115271
出願日: 1999年10月18日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 鉄イオンの溶出を防止できる不働態被膜を有する飲食類用の容器として使用されるステンレス鋼部材とその表面処理方法を課題とする。【解決手段】 母材表面に不働態皮膜が形成されたステンレス鋼部材であって、この不働態皮膜のオージェ分析による母材のFeの濃度(原子%)を[Fe]とし、不働態皮膜におけるCrの濃度(原子%)を[Cr]とした場合に、[Cr]/[Fe]が0.25以上であるステンレス鋼部材である。この不働態皮膜の厚さは20Å以上が望ましい。表面処理方法は、ステンレス鋼部材の表面から有機酸により表面の鉄分を選択的に溶解してその表面にCr富化層を生成させる処理工程と、該処理後にこのCr富化層を不働態被膜として形成する工程とを備えた表面処理方法である。
請求項(抜粋):
母材表面に不働態皮膜が形成されたステンレス鋼部材であって、この不働態皮膜のオージェ分析による母材のFeの濃度(原子%)を[Fe]とし、不動態皮膜におけるCrの濃度(原子%)を[Cr]とした場合に、[Cr]/[Fe]が0.25以上であることを特徴とするステンレス鋼部材。
IPC (2件):
C23C 22/78 ,  C23C 22/06
FI (2件):
C23C 22/78 ,  C23C 22/06
Fターム (8件):
4K026AA04 ,  4K026BA08 ,  4K026BB08 ,  4K026CA13 ,  4K026CA32 ,  4K026CA35 ,  4K026DA03 ,  4K026EA14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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