特許
J-GLOBAL ID:200903091047410763

ろう付け性、耐食性および熱間圧延性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材および該アルミニウム合金クラッド材を用いるろう付けによる熱交換器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 福田 保夫 ,  赤塚 賢次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-319445
公開番号(公開出願番号):特開2006-131923
出願日: 2004年11月02日
公開日(公表日): 2006年05月25日
要約:
【課題】ろう付け工程において芯材からろう材表面へのMgの拡散が抑制され、製造工程においても、良好な熱間クラッド圧延性をそなえ、クラッド率にバラツキを生じることがなく、高強度と優れた耐食性を達成することを可能とし、とくに、フッ化物系フラックスやセシウム系フラックスを用いた不活性ガス雰囲気ろう付けにより接合されるアルミニウム合金製自動車熱交換器のチューブ材として好適な熱交換器用アルミニウム合金クラッド材を提供する。【解決手段】アルミニウム合金クラッド材は、芯材3の片面に犠牲陽極材4をクラッドし、他の面に中間材を介してAl-Si系ろう材5をクラッドしてなる4層クラッド材であって、芯材はAl-Mn系合金で構成され、中間材は少なくともMn:0.8〜1.8%を含有するアルミニウム合金で構成され、犠牲陽極材は少なくともMn:0.8〜1.8%、Zn:0.5〜10%を含有するアルミニウム合金で構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
芯材の片面に犠牲陽極材をクラッドし、他の面に中間材を介してろう材をクラッドしてなるアルミニウム合金の4層クラッド材であって、芯材は、少なくともMn:0.8〜1.8%(質量%、以下同じ)、Mg:0.1〜1.0%を含有するアルミニウム合金で構成され、中間材は、少なくともMn:0.8〜1.8%を含有するアルミニウム合金で構成され、犠牲陽極材は、少なくともMn:0.8〜1.8%、Zn:0.5〜10%を含有するアルミニウム合金で構成され、ろう材は、少なくともSi:6〜13%を含有するアルミニウム合金で構成されることを特徴とするろう付け性、耐食性および熱間圧延性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材。
IPC (3件):
C22C 21/00 ,  B23K 35/14 ,  B23K 35/22
FI (3件):
C22C21/00 J ,  B23K35/14 F ,  B23K35/22 310E
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (7件)
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