特許
J-GLOBAL ID:200903091095336613
二酸化炭素分解方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
堀田 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023327
公開番号(公開出願番号):特開平11-223475
出願日: 1998年02月04日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】 火力発電所等から排出される高温排ガス中のCO2 ガスを高温のまま低エネルギーで分解して有用な化学原料として回収することができる二酸化炭素分解方法を提供する。【解決手段】 溶融炭酸塩を電解質とする電解質板1とこれを両面から挟持する多孔質のカソード2及びアノード3とからなる分解セル10と、カソードとアノードとの間に電圧を印加する回路12とを備える。分解セル10のカソード側にCO2 を含むガスを供給して、2CO2 +2e- →CO3 2-+CO の電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質板を通しアノードに移動させ、アノード側で、CO3 2-→ CO2 +1/2O2 +2e- の自発的な電気化学反応を行わせる。
請求項(抜粋):
溶融炭酸塩を電解質とする電解質板とこれを両面から挟持する多孔質のカソード及びアノードとからなる分解セルと、前記カソードとアノードとの間に電圧を印加する回路と、を備え、分解セルのカソード側にCO2 を含むガスを供給して、2CO2 +2e- →CO3 2-+CO の電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質板を通しアノードに移動させ、アノード側で、CO3 2-→ CO2 +1/2O2 +2e- の電気化学反応を行わせる、ことを特徴とする二酸化炭素分解方法。
引用特許: