特許
J-GLOBAL ID:200903091121457424

架橋環式シクロペンタジエン類およびそれを配位子とするジハロビス金属化合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-026835
公開番号(公開出願番号):特開2001-213809
出願日: 2000年02月03日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【解決手段】 本発明に係る架橋環式シクロペンタジエン類の製造方法は、シクロペンテノン類を、水素化アルカリ金属と反応させて還元する工程(還元工程A)と、該還元工程で得られたシクロペンテノール類を、脱水剤と反応させて脱水する工程(脱水工程B)とを経て、下記一般式[III]【化1】[式中、R1、R2は、それぞれ独立に、水素原子、炭素原子数1〜6の直鎖または分岐状の飽和アルキル基であり、nは、3〜10の整数であり、5員環内の破線は該5員環が2つの2重結合を含むことを示す]で表される架橋環式シクロペンタジエン類を得ることを特徴としている。【効果】 本発明によれば、特殊な装置を必要とせず、マイルドな条件下で、架橋環式シクロペンタジエン類を高収率で製造することができる。また、本発明によれば、新規な架橋環式シクロペンタジエン類を提供することができる。さらに、本発明によれば前記架橋環式シクロペンタジエン類を配位子として有するようなジハロビス(η-架橋環式シクロペンタジエニル)金属化合物を提供することができる。
請求項(抜粋):
下記一般式[I]【化1】[式中、R1、R2は、それぞれ独立に、水素原子または炭素原子数1〜6の直鎖または分岐状の飽和アルキル基であり、nは、3〜10の整数である]で表されるシクロペンテノン類を、水素化アルカリ金属と反応させて還元する工程(還元工程A)と、該還元工程で得られた下記一般式[II]【化2】[式中、R1、R2およびnは、それぞれ上記一般式[I]のR1、R2およびnと同義である。]で表されるシクロペンテノール類を、脱水剤と反応させて脱水する工程(脱水工程B)とを経て、下記一般式[III]【化3】[式中、R1、R2およびnは、それぞれ上記一般式[I]のR1、R2およびnと同義であり、5員環内の破線は該5員環が2つの2重結合を含むことを示す]で表されるシクロペンタジエン類を得ることを特徴とする架橋環式シクロペンタジエン類の製造方法。
IPC (8件):
C07C 1/24 ,  C07C 13/44 ,  C07C 13/465 ,  C07F 17/00 ,  C08F 4/64 ,  C08F 10/00 ,  C07F 7/00 ,  C07F 7/28
FI (9件):
C07C 1/24 ,  C07C 13/44 ,  C07C 13/465 ,  C07F 17/00 ,  C08F 4/64 ,  C08F 10/00 ,  C07F 7/00 A ,  C07F 7/00 Z ,  C07F 7/28 F
Fターム (44件):
4H006AA01 ,  4H006AA02 ,  4H006AB40 ,  4H006AB84 ,  4H006AC13 ,  4H006AC41 ,  4H006BC10 ,  4H006BD70 ,  4H006BE01 ,  4H006BE03 ,  4H006BE23 ,  4H049VN05 ,  4H049VN06 ,  4H049VN07 ,  4H049VP01 ,  4H049VQ06 ,  4H049VQ91 ,  4H049VR22 ,  4H049VR32 ,  4H049VS06 ,  4H049VS09 ,  4H049VT03 ,  4H049VT26 ,  4H049VU13 ,  4H049VU32 ,  4H049VW02 ,  4H049VW39 ,  4H050AA01 ,  4H050AA02 ,  4H050AB40 ,  4H050AB49 ,  4H050AB81 ,  4H050AB84 ,  4H050BB25 ,  4H050WB11 ,  4H050WB17 ,  4H050WB21 ,  4J028AA01A ,  4J028AB00A ,  4J028AB01A ,  4J028AC01A ,  4J028AC10A ,  4J028AC28A ,  4J028EB01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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