特許
J-GLOBAL ID:200903091132197157

金属製真空二重壁容器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177816
公開番号(公開出願番号):特開平9-023984
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 金属製二重壁容器の真空封止処理において低温でろう付け可能な固形ろう材を用い、その二重壁容器の排気孔を確実に真空封止することによって、軽量かつ衝撃強度に優れた真空二重壁容器を歩留り良く製造可能な方法の提供。【解決手段】 排気孔28が穿設された金属製の外容器22に金属製の内容器21を入れ、それぞれの口部で接合して一体化し、かつ上記排気孔の周辺の外表面に金属被膜26aを形成し、上部に開口を有する二重壁容器30とし、ついで排気孔の外側に近接しかつ排気孔を塞がない位置に、液相線温度が300〜500°Cでかつ上記金属被膜の金属にろう付けが可能な固形ろう材29aを配置し、ついで固形ろう材を配した二重壁容器を真空加熱炉内に入れて真空雰囲気下で加熱し、該固形ろう材を溶融させて排気孔に流し込み、その後冷却して排気孔をろう材で閉塞して内容器と外容器の間の空間を真空封止することを特徴としている。
請求項(抜粋):
排気孔が穿設された金属製の外容器に金属製の内容器を入れそれぞれの口部で接合して一体化し、かつ上記排気孔の周辺の外表面に金属被膜を形成し、上部に開口を有する二重壁容器を形成し、ついで上記排気孔の外側に近接しかつ排気孔を塞がない位置に、液相線温度が300〜500°Cでかつ上記金属被膜の金属にろう付けが可能な固形ろう材を配置し、ついで上記固形ろう材を配した二重壁容器を真空加熱炉内に入れて真空雰囲気下で加熱し、該固形ろう材を溶融させて上記排気孔に流し込み、その後冷却して排気孔をろう材で閉塞して内容器と外容器の間の空間を真空封止することを特徴とする金属製真空二重壁容器の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (11件)
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