特許
J-GLOBAL ID:200903091183060318

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-115626
公開番号(公開出願番号):特開平11-299768
出願日: 1998年04月24日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 コリメータ板を設けることなく散乱X線による撮影画像の画質劣化を防止する。【解決手段】 第1の画像再構成部11は、散乱X線を含む状態の第1の投影情報に基づいて画像再構成を行い第1の撮影画像を形成する。散乱線推定部13は、この第1の撮影画像に基づいて、例えば拡散方程式を用いて散乱X線量を推定する。散乱線成分除去部13は、散乱線推定部13により推定された量の散乱X線成分を前記第1の投影情報から除去することで、散乱X線成分を含まない第2の投影情報を形成する。第2の再構成部14は、この散乱X線成分が除去された第2の投影情報に基づいて画像再構成を行うことで、散乱X線成分が除去された撮影画像を形成する。これにより、コリメータ板を設けることなく演算処理のみで散乱X線による撮影画像の画質劣化を防止することができる。
請求項(抜粋):
X線発生手段から曝射されたX線をX線検出手段により取り込み形成された投影情報である第1の投影情報に基づいて画像再構成を行い第1の再構成画像情報を形成する第1の画像再構成手段と、前記第1の画像再構成手段により形成された第1の再構成画像情報に基づいて、前記X線検出手段を構成する複数のX線検出素子にそれぞれ直接的に入射する直接X線以外のX線である散乱X線の推定量を算出する散乱X線推定手段と、前記X線検出手段からの第1の投影情報から、前記散乱X線推定手段により算出された推定量の散乱X線成分を除去して第2の投影情報を形成する散乱成分除去手段と、前記散乱成分除去手段からの散乱X線成分が除去された第2の投影情報に基づいて画像再構成を行い第2の再構成画像情報を形成する第2の画像再構成手段とを有することを特徴とするX線CT装置。
IPC (3件):
A61B 6/03 350 ,  A61B 6/03 320 ,  A61B 6/03 321
FI (3件):
A61B 6/03 350 K ,  A61B 6/03 320 Y ,  A61B 6/03 321 Q
引用特許:
審査官引用 (2件)

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