特許
J-GLOBAL ID:200903091212324516

ポリエステル樹脂

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-237894
公開番号(公開出願番号):特開2001-114887
出願日: 2000年08月07日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 環境安全性に優れるチタン化合物を重縮合触媒とし、かつ、水中加熱処理により触媒が失活する性質を有し、そのため溶融熱安定性が良好となると共に、成形後の環状低量体増加を低減できるため成型時の金型汚れが少ないポリエステル樹脂を提供する。【解決手段】 主成分として芳香族ジカルボン酸とエチレングリコールとを、触媒としてチタン化合物をチタン原子(Ti)としてポリエステル樹脂1トン当たり0.002〜1.0モルの存在下で重合することにより製造することができるポリエステル樹脂であって、該ポリエステル樹脂の固有粘度がη<SB>1 </SB>で、固有粘度η<SB>1 </SB>の樹脂を窒素ガス流通下210°C、10時間加熱処理したポリエステル樹脂の固有粘度をη<SB>2 </SB>、別途、固有粘度η<SB>1 </SB>の樹脂を95°Cの水中加熱処理を4時間行った後に窒素ガス流通下210°C、10時間加熱処理したポリエステル樹脂の固有粘度をη<SB>3 </SB>とした場合、η<SB>1 </SB>、η<SB>2 </SB>及びη<SB>3 </SB>が(η<SB>3 </SB>-η<SB>1 </SB>)/(η<SB>2 </SB>-η<SB></SB><SB></SB><SB></SB><SB>1 </SB>)<0.90を満たすポリエステル樹脂。
請求項(抜粋):
芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体を主成分とするジカルボン酸成分とエチレングリコールを主成分とするジオール成分とを、触媒としてチタン化合物をチタン原子(Ti)としてポリエステル樹脂1トン当たり0.002〜1.0モルの存在下で重合することにより、製造することができるポリエステル樹脂であって、該ポリエステル樹脂の固有粘度がη<SB>1 </SB>で、固有粘度η<SB>1 </SB>の樹脂を窒素ガス流通下210°C、10時間加熱処理したポリエステル樹脂の固有粘度をη<SB>2 </SB>、別途、固有粘度η<SB>1 </SB>の樹脂を95°Cの水中加熱処理を4時間行った後に窒素ガス流通下210°C、10時間加熱処理したポリエステル樹脂の固有粘度をη<SB>3 </SB>とした場合、η<SB>1 </SB>、η<SB>2 </SB>及びη<SB>3 </SB>が式1を満たすことを特徴とするポリエステル樹脂。【数1】 (η<SB>3 </SB>-η<SB>1 </SB>)/(η<SB>2 </SB>-η<SB>1 </SB>)<0.90 ...式1
引用特許:
審査官引用 (3件)

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