特許
J-GLOBAL ID:200903091573482280

補機駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-312494
公開番号(公開出願番号):特開平11-141632
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】従来の補機駆動装置は、変速比調整用のテンショナ、テンショナを駆動する駆動機構、駆動機構を制御するコントローラ等が必要であり、構造が複雑で製造コストが高く、配置スペースを広くとっていた。【解決手段】無端状のベルト7を巻きかける動力伝達リング6を、一対のプーリ主体2,3間に偏心可能な挟持した可変径プーリAを補機の回転軸に設けた。可変径プーリAはプーリ主体2,3を介して動力伝達リング6を同心側へ付勢する弾性部材と慣性部材を内蔵する。慣性部材が動力伝達リング6に与える同心側への付勢力は可変径プーリAの回転速度に応じて増減する。テンショナ55の弾性部材57による張力が動力伝達リング6を偏心させようとする力と、可変径プーリAの弾性部材及び慣性部材が動力伝達リング6を同心側へ付勢する力とがバランスする位置に、動力伝達リング6が自動的に変位し、自動変速を達成できる。
請求項(抜粋):
無端状のベルトが巻き掛けられた動力伝達リングと、この動力伝達リングを偏心可能に挟持し且つ補機の回転軸に動力伝達可能な一対のプーリ主体と、プーリ主体を介して動力伝達リングを同心位置へ付勢する弾性部材と、プーリ主体と連れ回りし遠心力によってプーリ主体を押して動力伝達リングを同心位置に付勢する慣性部材とを含む可変径プーリと、上記動力伝達リングを偏心側に付勢するように、テンショナプーリを介してベルトに張力を与える弾性部材を有するテンショナとを備え、このテンショナの弾性部材がベルトを介して動力伝達リングを偏心させようとする力と、可変径プーリの弾性部材および慣性部材が動力伝達リングを同心位置へ付勢する力とが釣り合うことによって、上記動力伝達リングの位置が規定されることを特徴とする補機駆動装置。
IPC (3件):
F16H 9/10 ,  F02B 67/06 ,  F16H 55/56
FI (3件):
F16H 9/10 ,  F02B 67/06 H ,  F16H 55/56
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 可変速プーリ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-051929   出願人:光洋精工株式会社
  • Vベルト自動変速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-014531   出願人:ヤマハ発動機株式会社
  • 特開平1-255754
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