特許
J-GLOBAL ID:200903091611328762

原子炉格納容器の過圧防止方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 猪股 祥晃 ,  猪股 弘子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-358511
公開番号(公開出願番号):特開2006-162559
出願日: 2004年12月10日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】原子炉の通常運転時には常用系としてドライウェルの空調を行い、事故時には静的格納容器除熱系として格納容器過圧を防止して格納容器ベントを回避し、同時にMetal-Water反応によって発生した水素を窒素と反応させて除去することで格納容器内の不凝縮性ガス濃度を低減して格納容器の過圧を緩和することのできる原子炉格納容器の過圧防止方法および装置を提供する。【解決手段】原子炉格納容器1内の雰囲気を冷却して蒸気を凝縮させる復水器27と、復水器27の出口側配管29上に設けられたブロア20およびブロア20の下流に設けられた弁21と、ブロア20と弁21との間で出口側配管29から分岐した不凝縮性ガス配管23と、不凝縮性ガス配管23上に弁22を介して接続され窒素と水素を反応させてアンモニアを生成する反応器24と、反応器24から排出されるアンモニアガスを冷却する熱交換器25と、熱交換器25の出口と原子炉のサプレッションプールを結ぶアンモニア排出配管26とを備えている構成とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子炉格納容器内の雰囲気を冷却して蒸気を凝縮させる復水器と、前記復水器の出口側配管上に設けられたブロアおよび前記ブロアの下流に設けられた弁と、前記ブロアと前記弁との間で前記出口側配管から分岐した不凝縮性ガス配管と、前記不凝縮性ガス配管上に弁を介して接続され窒素と水素を反応させてアンモニアを生成する反応器と、前記反応器から排出されるアンモニアガスを冷却する熱交換器と、前記熱交換器の出口と原子炉のサプレッションプールを結ぶアンモニア排出配管とを備えていることを特徴とする原子炉格納容器の過圧防止装置。
IPC (2件):
G21C 9/004 ,  G21C 9/00
FI (2件):
G21C9/00 A ,  G21C9/00 K
Fターム (6件):
2G002AA03 ,  2G002BA01 ,  2G002CA01 ,  2G002DA01 ,  2G002DA05 ,  2G002EA01
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る