特許
J-GLOBAL ID:200903091611673494

焼結機の操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-239199
公開番号(公開出願番号):特開平11-131153
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 焼結鉱の品質を保持しつつ、生産性を上げる焼結機の操業方法。【解決手段】 焼成領域を前部領域15の0%から10%までの範囲から、0%から50%までの範囲まで、そして後部領域16の残りに区分し、前部領域15には、酸素濃度が21〜36vol.% の範囲内に富化された空気を供給し、後部領域には、前部領域で発生した排ガスの全部又は一部を含み、酸素濃度が15vol.% 以上且つ温度が300°C以下の条件を満たす燃焼用ガスを供給し、焼結原料層中の炭素量比率を、上層部に50〜60wt.%、下層部に50〜40wt.%に調整する。更に、焼結原料の擬似粒子の内装コークス量と外装コークス量との比率を、重量%比で、50%:50%から0%:100%までの範囲内に調整する。
請求項(抜粋):
下方吸引式無端移動床型の焼結機に焼結原料を層状に装入し、上面から点火して下方に吸引し、前記焼結機から発生する排ガスを循環させ、これを焼結原料層の焼成領域に供給して焼結鉱を製造する焼結機の操業方法において、前記焼成領域を前記焼結機の機長方向に原料装入側の前部領域と排鉱側の後部領域とに区分し、前記前部領域は前記焼成領域全長の前半側の0%から10%までの範囲から、0%から50%までの範囲までとし、そして前記後部領域は前記焼成領域全長から前記前部領域を差し引いた後半側の残部とし、前記焼成領域の前部領域には、酸素濃度が21〜36vol.% の範囲内に富化された酸素富化空気を供給し、前記焼成領域の後部領域には、前記前部領域で発生した前記排ガスの全部又は一部を含むガスであって、酸素濃度が15vol.% 以上の燃焼用ガスを供給し、そして、前記焼結原料層を上層部と下層部とに区分し、前記焼結原料層中の炭素含有量の層厚さ方向の分布比率を、前記上層部が50〜60wt.%の範囲内、そして前記下層部が50〜40wt.%の範囲内になるよう調整することを特徴とする、焼結機の操業方法。
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 排ガス循環焼結方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-115282   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 特開昭54-130403
  • 特開昭54-019402
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