特許
J-GLOBAL ID:200903091692496605

X線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-168819
公開番号(公開出願番号):特開2004-014402
出願日: 2002年06月10日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】X線管内の電子ビームの光軸調整を好適に行うことができるX線装置を提供する。【解決手段】開放型X線管1内で電子銃11とターゲット13とを結ぶ電子ビームBの光軸周りに、電子ビームBの位置検出に用いられる特異部位としての貫通孔31a〜31dを有する初段アパーチャ25が位置しており、制御部41は、初段アパーチャ25の貫通孔31a〜31dに電子ビームBを照射するように偏向器15を走査制御し、この際における偏向器15の電子ビームBの光軸偏向量と初段アパーチャ25の貫通孔31a〜31dで発生したX線をI・I管2で検出したX線量またはX線画像とに基づいて、電子ビームBの光軸を調整するので、電子ビームBの位置情報を取得することができ、電子ビームBを所望の位置に通すことができ、光軸調整を好適に行うことができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)電子ビームを発生する電子源と、前記電子源に対向配置され、前記電子源からの電子ビームの衝突によりX線を発生するターゲットと、前記電子源と前記ターゲットとの間に配置され、電子ビームを偏向する偏向手段とを有するX線管と、(b)前記X線管に対向配置され、前記X線管から出射されたX線を検出するためのX線検出手段と、(c)前記X線検出手段で得られたX線検出データに基づいて前記偏向手段を制御する制御手段とを有するX線装置において、(d)前記X線管内で前記電子源と前記ターゲットとを結ぶ電子ビームの光軸周りに位置し、電子ビームの位置検出に用いられる特異部位を有する部材を備え、(e)前記制御手段は、前記部材の特異部位に電子ビームを照射するように前記偏向手段を走査制御し、この際における前記偏向手段の電子ビームの光軸偏向量と前記部材の特異部位で発生したX線を前記X線検出手段で検出したX線量またはX線画像とに基づいて、電子ビームの光軸を調整することを特徴とするX線装置。
IPC (3件):
H05G1/00 ,  H01J35/14 ,  H05G1/26
FI (3件):
H05G1/00 E ,  H01J35/14 ,  H05G1/26 E
Fターム (7件):
4C092AA01 ,  4C092AB30 ,  4C092AC01 ,  4C092AC08 ,  4C092BD16 ,  4C092BD19 ,  4C092DD01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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