特許
J-GLOBAL ID:200903091724651586

ロードセルのスパン温度補償装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-240488
公開番号(公開出願番号):特開平11-064123
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 ブリッジ回路に接続した抵抗が温度センサとして機能し、簡単なラーニングによりロードセルの温度変化関数又は係数を求めることができ、高精度にスパンの温度補償を行えるようにすること。【解決手段】 起歪体に設けられている歪ゲージG1 〜G4 で構成されたブリッジ回路11を備えるロードセルにおいて、ブリッジ回路11の入力側に直列接続され温度変化によって抵抗値Ry が変化しこの抵抗値の変化によってブリッジ回路11の両方の出力端14、15に生成される荷重電圧(Vp -Vm )の温度変化に基づくスパン変化を粗補償する補償抵抗体12と、ブリッジ回路11の一方の出力端15に生成する温度電位Vp に基づいてブリッジ回路11の両方の出力端に生成される粗補償済み荷重電圧(Vp -Vm )に含まれている温度変化に基づくスパン変化を細かく補償して微補償済みデジタル荷重電圧を生成する温度補償手段と、を具備する。
請求項(抜粋):
起歪体とこの起歪体に設けられている歪ゲージで構成されたブリッジ回路とを備えるロードセルにおいて、上記ブリッジ回路の入力側に直列接続され温度変化によって抵抗値が変化しこの抵抗値の変化によって上記ブリッジ回路の両方の出力端に生成される荷重に対応する上記ロードセルの出力電圧(以下、「荷重電圧」という。)の温度変化に基づくスパン変化を粗補償する補償抵抗体と、上記ブリッジ回路の一方の出力端に生成する温度によって変化する電位(以下、「温度電位」という。)に基づいて上記ブリッジ回路の両方の出力端に生成される上記粗補償済み荷重電圧に含まれている温度変化に基づくスパン変化を数値計算で細かく補償して微補償済みの荷重に対応するデジタル信号(以下、「微補償済みデジタル荷重信号」という。)を生成する温度補償手段と、を具備することを特徴とするロードセルのスパン温度補償装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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