特許
J-GLOBAL ID:200903091827472299

製氷機の水皿傾動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-211895
公開番号(公開出願番号):特開2002-022323
出願日: 2000年07月12日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 連杆の耐久性を向上する。【解決手段】 連杆34に形成した開口35の対向する内側面に、幅方向中央に向けて突出する一対の支持片36,36が形成され、両支持片36,36の間に支持ピン33が移動を許容する状態で支持される。開口35の下端内側面に一対の第1弾性片37,37が形成され、両弾性片37,37の先端が支持ピン33に当接する。開口35の上端内側面に一対の第2弾性片38,38が形成され、両第2弾性片38,38の先端が支持ピン33に当接する。第1弾性片37,37および第2弾性片38,38は、支持ピン33を所要の保持力をもって常には正常作動位置に保持し、該支持ピン33により保持力よりも大きな負荷が加えられた際には相互に離間する方向に弾性変形して支持ピン33の負荷を減ずる方向への移動を許容する。
請求項(抜粋):
冷凍系に接続する蒸発管(25)が上面に配設されると共に、下面に多数の製氷部(17)を所定間隔で突設垂下させた製氷基板(18)と、製氷機本体に傾動自在に枢支されて常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室(26)中の製氷水に前記製氷部(17)が浸漬される水皿(16)とからなり、この水皿(16)に配設されて一体的に傾動するレバー片(30)の係合突起(30a)に連繋する連杆(34,39,40)に、アクチュエータモータ(AM)により回転される板体(32)に偏心的に突設された支持ピン(33)が相対移動可能に連繋され、該板体(32)をアクチュエータモータ(AM)により回転することで該水皿(16)を傾動下降および上昇復帰させるよう構成した製氷機において、前記連杆(34,39,40)には、前記支持ピン(33)を所要の保持力をもって常には正常作動位置に保持すると共に、前記水皿(16)を上昇復帰させるに際して前記保持力よりも大きな負荷が加わると支持ピン(33)の保持を解除して該支持ピン(33)の連杆(34,39,40)に対する相対的な移動を許容する一対の弾性片(38,38)が一体に形成され、この一対の弾性片(38,38)の夫々は、相互に離間する方向に折曲された略く字状に形成され、その折曲部(38a,38a)から斜め内側に延在する保持片(38b,38b)の開放端(38c,38c)で前記支持ピン(33)を保持するよう構成されることを特徴とする製氷機の水皿傾動機構。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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