特許
J-GLOBAL ID:200903091850385670

蛍光又は発色基質を用いたヒストンデアセチラーゼ活性測定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣田 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-335840
公開番号(公開出願番号):特開2003-221398
出願日: 2002年11月19日
公開日(公表日): 2003年08月05日
要約:
【要約】【課題】 非放射能によるヒストンデアセチラーゼ(HDAC)測定を可能にする上、HDACのサブタイプを同定することができるばかりか、これまで不可能とされていた各サブタイプ酵素に特異的な酵素阻害剤のスクリーニングを可能にするHDAC測定用の基質や、当該基質を用いるHDAC酵素活性測定方法やHDAC阻害剤のスクリーニング方法を提供すること。【解決手段】 ヒストンH4、p53等のアセチル化部位近傍配列を含む一般式[I](R1はH又はアミノ末端の保護基を示し、R2はHDACにより脱アセチル化される基を示し、R3はリシンのカルボニル末端とアミド結合し、この結合が加水分解されてアミンがフリーになることで蛍光又は発色特性の変化する蛍光基又は発色基を示し、Xは1個以上のアミノ酸残基を示し、Kはリシン残基を示す。)で表される化合物HDAC測定用基質とする。【化1】
請求項(抜粋):
一般式[I]で表される化合物又はその塩。【化1】(一般式[I]中、R1は水素原子又はアミノ末端の保護基を示し、R2はヒストンデアセチラーゼにより脱アセチル化される基を示し、R3はリシンのカルボニル末端とアミド結合し、この結合が加水分解されてアミンがフリーになることで蛍光又は発色特性の変化する蛍光基又は発色基を示し、Xは0又は1個以上のアミノ酸残基を示し、Kはリシン残基を示し、X-Kが、ヒストンH4,ヒストンH2A,ヒストンH2B,ヒストンH3,p53,チューブリンα1(tubulinalpha 1),赤血球クルッペル様ファクター(erythroid Kruppel-like factor),E2F1,RCH1(IMPORTIN ALPHA-7),HNF-4-ALPHA(HEPATOCYTE NUCLEAR FACTOR 4-ALPHA),GATA-1(ERYTHROID TRANSCRIPTION FACTOR)に由来する配列である。但し、Boc-Lys(Ac)-MCA、Boc-Val-Leu-Lys(Ac)-MCAやBoc-Glu-Lys-Lys(Ac)-MCAを除く。)
IPC (6件):
C07K 5/00 ZNA ,  A61K 45/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 111 ,  C12N 9/99 ,  C12Q 1/25
FI (6件):
C07K 5/00 ZNA ,  A61K 45/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 43/00 111 ,  C12N 9/99 ,  C12Q 1/25
Fターム (17件):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ21 ,  4B063QR58 ,  4B063QS26 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02 ,  4C084AA17 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB261 ,  4C084ZC201 ,  4H045AA10 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA11 ,  4H045BA12 ,  4H045BA13
引用特許:
出願人引用 (1件)

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