特許
J-GLOBAL ID:200903092010245238

トンネル内空変位の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-270302
公開番号(公開出願番号):特開2005-024492
出願日: 2003年07月02日
公開日(公表日): 2005年01月27日
要約:
【課題】 測定手段にねじれ等の回転が発生しても、絶対的な変位量を容易に測定可能なトンネル内空変位の測定方法を提供する。 【解決手段】 時間とともに変形する変形部を有するトンネル100の輪切り断面方向におけるトンネル内空変位を測定する方法であって、輪切り断面A1上に測点Pを、変形部外に基準点B1を、基準点B1と別に且つ変形部外に原点Oを、軸方向に設定し、原点OにトータルステーションTS(測角手段)を設置し、初期座標系において、基準点B1の水平角及び鉛直角と、測点Pの水平角、鉛直角、及び斜距離LOPを測定し、所定時間経過後(トンネル変形後)の経過座標系において、基準点B1の水平角及び鉛直角と、測点P’の水平角及び鉛直角を測定し、トータルステーションTSの水平面及び鉛直面における回転角を求め、経過座標系における測定データを変換し、変位した測点の位置を初期座標系で示す。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
時間とともに変形する変形部を有するトンネルの輪切り断面方向におけるトンネル内空変位を測定する方法であって、 (a)前記輪切り断面上に測点を、前記変形部外に基準点を、当該基準点と別に且つ前記変形部外に原点を、前記トンネルの軸方向に設定し、当該原点に測角手段を設置する、設定・設置工程と、 (b)前記測角手段の初期座標系において、前記基準点の初期基準点水平角及び初期基準点鉛直角をそれぞれ測定し、測距手段により前記原点に対する前記測点の初期測点斜距離を測定する、初期データ測定工程と、 (c)所定時間経過後、前記測角手段の回転にともない、前記初期座標系が回転した経過座標系において、 前記基準点の経過基準点水平角及び経過基準点鉛直角と、前記測点の経過測点水平角及び経過測点鉛直角とを、それぞれ測定する経過データ測定工程と、 (d)前記初期基準点水平角及び前記経過基準点水平角に基づいて、前記初期座標系の水平面回転角を算出し、 前記初期基準点鉛直角及び前記経過基準点鉛直角に基づいて、前記初期座標系の鉛直面回転角を算出する、回転角算出工程と、 (e)前記水平面回転角に基づいて、前記経過座標系の経過測点水平角を、前記初期座標系の初期座標系経過測点水平角に変換し、 前記鉛直面回転角に基づいて、前記経過座標系の経過測点鉛直角を、前記初期座標系の初期座標系経過測点鉛直角に変換する、 測点データ変換工程と、 (f)前記初期座標系経過測点水平角と、前記初期座標系経過測点鉛直角と、前記初期測点斜距離とに基づいて、所定時間経過後の前記測点の位置を、前記初期座標系で算出する測点位置算出工程と、 を有することを特徴とするトンネル内空変位の測定方法。
IPC (4件):
G01C7/06 ,  E21D11/00 ,  G01C15/00 ,  G01D21/00
FI (4件):
G01C7/06 ,  E21D11/00 Z ,  G01C15/00 104A ,  G01D21/00 D
Fターム (6件):
2D055BB02 ,  2D055LA13 ,  2F076BA01 ,  2F076BB09 ,  2F076BD05 ,  2F076BE01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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