特許
J-GLOBAL ID:200903092057198564

容器の蝶番構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-297985
公開番号(公開出願番号):特開2003-093147
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】【課題】 蝶番軸に局部的に加わる剪断力を小さくし、蝶番軸の破壊を防止することを目的とする。【解決手段】 容器1の蝶番構造であって、蝶番片7の端面7aに周面がテーパ状の突起部12を突設し、蝶番片3の端面3aに凹嵌部10を設け、蝶番片7の端部に、蝶番軸9の軸心方向に撓み変位可能な撓み片14を残存形成する切欠部13を形成し、撓み片14を蝶番軸9に対して摺動可能とし、外力の作用により撓み片14が突起部と凹嵌部との嵌合を外す方向となる蝶番軸の軸心方向に撓み変形するようにし、この撓み変形により凹嵌部10の底部の軸孔4と突起部12の頂部の軸孔6との間を離間させて、軸孔4と軸孔6に跨った蝶番軸9の部分に加わる剪断力を小さくして、蝶番軸の破壊を防止する。
請求項(抜粋):
収納部(2)を形成した容器本体(5)の後端部に設けた蝶番片(3)に穿設した軸孔(4)と、蓋体(8)の後端部に設けた蝶番片(7)に穿設した軸孔(6)とに合成樹脂製の蝶番軸(9)を挿通し、前記容器本体(5)と蓋体(8)とを開閉回動自在に結合する容器(1)の蝶番構造であって、前記容器本体(5)と蓋体(8)の一方の蝶番片の端面に、軸孔周囲を頂部とする周面がテーパ状の突起部(12)を突設し、該突起部(12)を設けた蝶番片の端面に対応する他方の蝶番片の端面に、前記突起部(12)と嵌合する、軸孔周囲を底部として開口する周面がテーパ状の凹嵌部(10)を設け、前記容器本体(5)と蓋体(8)との一方の蝶番片の前記突起部(12)若しくは凹嵌部(10)を設けた端部に、外力の作用により前記蝶番軸(9)の軸心方向に撓み変位可能な撓み片(14)を残存形成する切欠部(13)を形成し、前記撓み片(14)を前記蝶番軸(9)に対して摺動可能とした容器の蝶番構造。
IPC (3件):
A45D 33/00 630 ,  B65D 43/16 ,  E05D 9/00
FI (3件):
A45D 33/00 630 Z ,  B65D 43/16 A ,  E05D 9/00 B
Fターム (14件):
3E084AA05 ,  3E084AA14 ,  3E084AA26 ,  3E084AB09 ,  3E084BA02 ,  3E084CA03 ,  3E084CC05 ,  3E084DA03 ,  3E084DB13 ,  3E084DC05 ,  3E084FA06 ,  3E084FC13 ,  3E084GA06 ,  3E084GB06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 化粧料容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-090044   出願人:吉田工業株式会社
  • 蝶番付き容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-033980   出願人:株式会社吉野工業所
審査官引用 (2件)
  • 化粧料容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-090044   出願人:吉田工業株式会社
  • 蝶番付き容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-033980   出願人:株式会社吉野工業所

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