特許
J-GLOBAL ID:200903092068098677
ブリッジ回路を有するセンサの故障判定装置およびその故障判定方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
吉田 研二
, 石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-296847
公開番号(公開出願番号):特開2006-105932
出願日: 2004年10月08日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】簡単な構成で、ブリッジ回路を有するセンサの動作中における故障判定を行う。【解決手段】OPアンプ30および32は、磁気センサ14の第1のブリッジ回路の対向する2つの出力端子の電圧を定電圧に対してそれぞれ非飽和増幅し、出力し、OPアンプ34および36は、磁気センサ14の第2のブリッジ回路の対向する2つの出力端子の電圧を定電圧に対してそれぞれ非飽和増幅し、出力する。これらのOPアンプは、磁気センサ14の入力電源電圧および接地電圧が入力されると出力が飽和出力電圧となるように、その増幅率および出力基準電圧が、それぞれ設定される。故障判定部20は、これらの出力電圧が、飽和出力電圧である場合、ブリッジ回路の対向する2つの出力端子に対応するOPアンプの出力電圧の平均が所定の電圧でない場合に、磁気センサ14が故障であると判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ブリッジ状に接続された4つの抵抗から構成され、4つの抵抗の接続点のうちの一方の対向する接続点対を入力端子とし、他方の接続点対を出力端子とする第1および第2のブリッジ回路を含み、第1および第2のブリッジ回路の入力端子間にセンサ電源電圧を印加し第1および第2のブリッジ回路の出力端子間に検出信号を出力するセンサにおける故障を判定するセンサの故障判定装置であって、
前記第1のブリッジ回路の一方の出力端子に接続された第1の出力端子の電圧を定電圧に対して非飽和増幅し、出力する第1の増幅回路と、
前記第1のブリッジ回路の他方の出力端子に接続された第2の出力端子の電圧を定電圧に対して非飽和増幅し、出力する第2の増幅回路と、
前記第2のブリッジ回路の一方の出力端子に接続された第3の出力端子の電圧を定電圧に対して非飽和増幅し、出力する第3の増幅回路と、
前記第2のブリッジ回路の他方の出力端子に接続された第4の出力端子の電圧を定電圧に対して非飽和増幅し、出力する第4の増幅回路と、
前記第1、第2、第3、および第4の増幅回路の出力電圧に基づいて前記センサの故障を判定し、この判定結果に応じた故障判定信号を出力する故障判定部と、
を備え、
前記第1、第2、第3、および第4の増幅回路は、前記ブリッジ回路の出力端子の電圧が入力される端子に、前記ブリッジ回路の入力端子に印加される前記センサ電源電圧が入力されるとその出力が飽和出力電圧となるように、その増幅特性が、それぞれ設定され、
前記故障判定部は、
(a)前記第1、第2、第3、および第4の増幅回路の出力のいずれか1つが飽和出力電圧である場合、
(b)前記第1の増幅回路の出力電圧と第2の増幅回路の出力電圧との平均が、所定の電圧範囲にない場合、
および(c)前記第3の増幅回路の出力電圧と第4の増幅回路の出力電圧との平均が、所定の電圧範囲にない場合、
に前記センサの故障と判定することを特徴とする故障判定装置。
IPC (5件):
G01R 35/00
, B62D 1/16
, G01B 7/30
, G01D 5/18
, G01R 33/09
FI (5件):
G01R35/00 A
, B62D1/16
, G01B7/30 101B
, G01D5/18 L
, G01R33/06 R
Fターム (16件):
2F063AA36
, 2F063BA08
, 2F063CA03
, 2F063DA01
, 2F063GA52
, 2F063KA01
, 2F063LA11
, 2F077AA02
, 2F077CC02
, 2F077JJ09
, 2F077JJ23
, 2F077TT16
, 2G017AD54
, 2G017BA05
, 2G017BA09
, 3D030DC29
引用特許:
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