特許
J-GLOBAL ID:200903092076362111
プラスチック中空板の製造方法および製造装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-290111
公開番号(公開出願番号):特開2009-113383
出願日: 2007年11月07日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】 キャップシートとバックシートからなる二層品のキャップ上にライナーシートを融着させた、三層構成をもつプラスチック中空板の製造において、ライナーシートの表面の平滑性が改善された製品を与える製造技術を提供する。 【解決手段】熱伝導性の低い材料で表面を被覆した弱冷却ロールと、これに対向してクリアランスを与えて設けたバックアップロールとからなる仮融着ロールセットにより、二層品のキャップの頂部にライナーシートを仮に貼り合わせる。その後ただちに、熱伝導性の高い材料からなる強冷却ロールと、これに対向して設けたバックアップロールとからなる冷却ロールセットにより、仮に貼り合わせた三層品のライナーシートの表面を冷却するとともに、サイジングを行なってその厚さを目標の値とし、ライナー表面が平滑なプラスチック中空板を製造する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
プラスチックを材料とする、多数のキャップ状突起をもつキャップシート、平坦なバックシートおよびもう1枚の平坦なライナーシートの三層から構成されるプラスチック中空板を製造する方法であって、
A)回転する金属の円筒に多数の凹みを設け、凹みの底を真空吸引源に接続した成形ロールを用いて、熱可塑化状態にあるプラスチックシートを真空成形して多数のキャップ状突起を有するキャップシートを形成すること、
B)キャップシートの底面に、熱可塑化溶融状態にあるバックシートをバック加圧ロールにより押圧して貼り合わせ、二層品を形成すること、
C)二層品のキャップの頂部に対し、熱可塑化状態にあるライナーシートを貼り合わせ、三層品を形成すること、および
D)三層品を引き取って冷却し、所定の寸法に裁断すること、
からなる製造方法において、
熱伝導性の低い材料で表面を被覆した弱冷却ロールと、これに対向して目標とする三層品の厚さに関しクリアランスを与えて設けたバックアップロールとからなる仮融着ロールセットにより、二層品のキャップの頂部にライナーシートを仮に貼り合わせたのち、直ちに、熱伝導性の高い材料からなる強冷却ロールと、これに対向して目標とする三層品の厚さに応じて設けたバックアップロールとからなる冷却ロールセットにより、仮に貼り合わせた三層品のライナーシートの表面を冷却するとともに、サイジングを行なってその厚さを目標の値とすることにより、ライナー表面が平滑なプラスチック中空板を製造することを特徴とする製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
4F207AG01
, 4F207AG03
, 4F207AG06
, 4F207KA01
, 4F207KA17
, 4F207KB13
, 4F207KK65
, 4F207KW41
, 4F207KW42
引用特許:
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