特許
J-GLOBAL ID:200903092237635091

深絞り性に優れた冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274698
公開番号(公開出願番号):特開平10-121144
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】Ti添加極低炭素鋼スラブの直接熱延法の適用に際して、冷延後の焼鈍段階でのフェライト粒成長性の低下を招くことなく優れた深絞り性を有する冷延鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】重量% で、C:0.003%以下、Si:0.3% 以下、Mn:0.3% 以下、P:0.03%以下、sol.Al:0.01 〜0.1%、S:0.001 〜0.015%、N:0.005%以下、Ti:Ti%=((C%/12+N%/14 +S%/32)×48)%以上0.15% 以下とを含有する冷延鋼板の製造方法において、連続鋳造直後のスラブをAr3 点以下に冷却することなく直ちに合計圧下率を50% 以上で粗圧延を施して粗バーとした後、仕上げ圧延前においてこの粗バー全体を、Ar3 点以上の温度から加熱速度2 °C/秒以上加熱時間10秒以上で最高到達温度1150°C以下まで加熱し、次いで熱間仕上げ圧延を施しAr3 点以上で終了し、引き続き圧下率50〜95% の冷間圧延を行い、600 〜900 °Cで焼鈍する。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.003%以下と、Si:0.3%以下と、Mn:0.3%以下と、P:0.03%以下と、sol.Al:0.01〜0.1%と、S:0.001〜0.015%と、N:0.005%以下と、Ti:Ti%=((C%/12+N%/14+S%/32)×48)%以上0.15%以下とを含有する冷延鋼板の製造方法において、連続鋳造直後のスラブをAr3 点以下に冷却することなく直ちに合計圧下率を50%以上で粗圧延を施して粗バーとした後、この粗バー全体を、Ar3 点以上の温度から加熱速度2°C/秒以上加熱時間10秒以上で最高到達温度1150°C以下まで加熱し、次いで熱間仕上げ圧延を施しAr3 点以上で終了し、引き続き圧下率50〜95%の冷間圧延を行い、600〜900°Cで焼鈍することを特徴とする深絞り性に優れた冷延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
FI (4件):
C21D 9/48 E ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/14
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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