特許
J-GLOBAL ID:200903092266752617

亜鉛と水の酸化還元によって水素を生成及び吸蔵するための電気化学的方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津国 肇 ,  束田 幸四郎 ,  齋藤 房幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-508052
公開番号(公開出願番号):特表2008-539328
出願日: 2006年01月20日
公開日(公表日): 2008年11月13日
要約:
本発明は、亜鉛と水の酸化還元による水素を生成及び吸蔵する方法を提供する。方法は、ガス発生電極-電解質-亜鉛電極からなる密封系を含み、ガス発生電極と亜鉛電極は、それぞれ外部回路に接続されており、水素を生成させるとき、外部電気回路を接続して、ガス発生電極上で水は還元されて、そして亜鉛電極上で亜鉛は亜鉛酸化物に酸化され;水素を吸蔵させるとき、十分な水を密封系に供給し、そして電源の陰極を亜鉛電極の外部回路に接続し、電源の陽極をガス発生電極の外部回路と接続し、次いで直流電流を流すと、亜鉛の酸化生成物は亜鉛電極上で亜鉛に還元され、水はガス発生電極上で酸素に酸化され、次いで酸素が放出される。方法は、広く使用され、その操作は簡単であり、水素燃料電池の水素源を提供するのに特に適しており、その発生する電力は、燃料電池と一緒に電力を生成するのに利用することができる。
請求項(抜粋):
水素を生成及び吸蔵する電気化学的方法であって、ガス発生電極、電解質と亜鉛電極からなる密封系であり、ガス発生電極及び亜鉛電極はそれぞれ外部回路と接続されており、水素を発生させるとき、ガス発生電極及び亜鉛電極の外部回路の電源を入れ、水の還元反応がガス発生電極上で起こり、水素が生成し、亜鉛が亜鉛電極上で酸化され、亜鉛の酸化生成物を生成し;水素を吸蔵させるとき、補充用の水を密封系に供給し、電源の陰極を亜鉛電極の外部回路と接続し、そして電源の陽極をガス発生電極の外部回路と接続し、直流電流を流すことにより、亜鉛の酸化生成物が亜鉛電極上で亜鉛に還元され、亜鉛電極に戻り、水の酸化がガス発生電極上で起こり、酸素を生成し、排出することを特徴とする、電気化学的方法。
IPC (2件):
C25B 1/04 ,  C22C 19/00
FI (2件):
C25B1/04 ,  C22C19/00 F
Fターム (6件):
4K021AA01 ,  4K021BA02 ,  4K021BA17 ,  4K021DA13 ,  4K021DC01 ,  4K021DC03
引用特許:
審査官引用 (7件)
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