特許
J-GLOBAL ID:200903092277577655

有機カルボン酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-358624
公開番号(公開出願番号):特開平10-194999
出願日: 1996年12月30日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 カルボニル化用金属錯体触媒とヨウ化アルキルの存在下でカルボニル化反応原料を一酸化炭素とカルボニル化反応させて得られるカルボニル化反応生成液を蒸留装置を用いて蒸留処理するに際し、その蒸留塔装置材質として安価なチタン材又はチタン-パラジウム合金の使用を可能にする方法を提供する。【解決手段】 カルボニル化反応用原料をカルボニル化用金属錯体及びヨウ化アルキルの存在下で一酸化炭素と反応させるカルボニル化反応工程と、得られたカルボニル化反応生成液をフラッシャー及び/又は蒸留装置を用いて有機カルボン酸を分離する分離工程からなる有機カルボン酸の製造方法において、該反応工程における水分濃度を10wt%以下に保持し、該分離工程に用いる該装置の器壁の内面をチタン材又はチタン-パラジウム合金で形成することを特徴とする有機カルボン酸の製造方法。
請求項(抜粋):
カルボニル化反応用原料をカルボニル化用金属錯体及びヨウ化アルキルの存在下で一酸化炭素と反応させるカルボニル化反応工程と、得られたカルボニル化反応生成液をフラッシャー及び/又は蒸留装置を用いて有機カルボン酸を分離する分離工程からなる有機カルボン酸の製造方法において、該反応工程における水分濃度を10wt%以下に保持し、該分離工程に用いる該装置の器壁の内面をチタン材又はチタン-パラジウム合金で形成することを特徴とする有機カルボン酸の製造方法。
IPC (3件):
C07B 41/08 ,  C07C 51/12 ,  C07C 53/08
FI (3件):
C07B 41/08 ,  C07C 51/12 ,  C07C 53/08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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