特許
J-GLOBAL ID:200903092314279074

近赤外線蛍光検出用マ-クを含んだ印刷媒体及びその印刷機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 善章
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-023724
公開番号(公開出願番号):特開平11-309945
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】本発明は、感熱紙を周囲の環境から保護し、かつ運搬時等における感熱による色の変化を避けるための改良に関し、例えば直接感熱紙のような印刷媒体で、信頼性が高く安定したNIRF検出用マークを有したものを提供する。【解決手段】近赤外線成分を含んだ検出用マークを有する印刷媒体であり、この成分は、プリントされたテキスト又はイメージ又は基体と干渉することなく、自動動作を開始させる。ポリマー樹脂を用いて近赤外線蛍光顔料を保護することで、酸素と接触しないようにしている。印刷媒体を発光するための装置は、本発明に係る印刷媒体と、このマークを検出するための検出装置(30)と、このマークの位置を検出するための論理エレメント(45)と、この論理エレメントに制御される紙移送装置(50)とを有する。この装置は、自動支払機、キャッシュレジ、チケット発光装置、及びクーポン発光装置等のビジネスマシーンに組み込むことも可能である。
請求項(抜粋):
ベースシートと、このベースシートの表面(35)に設けられた少なくとも一つのマーク(300)とを有する印刷媒体(10)であって、このマーク(300)は、その位置が、論理要素(45)でこのマークが確認されると自動動作が開始される位置にあり、近赤外線蛍光(NIRF)化合物を有し、この化合物は、近赤外線が放射されると、近赤外線領域を反射し、前記マーク中における前記NIRF化合物の濃度は、前記ベースシート上での近赤外線放射よりも、前記マーク上での放射が十分大きくなるに足る濃度であり、前記NIRF化合物の空気に対するコントラストを制限するポリマー樹脂であり、前記マークの領域と、前記マークと前記ベースシートとの間での近赤外線反射のコントラストと、670nm〜2500nmの近赤外線領域で作動する検出器(30)によってマークが検出可能となるに十分なものであり、さらに、マークの位置は、ロジックエレメントによって、検出器からの一つ以上の信号を通じて識別可能である、ことを特徴とする近赤外線蛍光検出用マークを含んだ印刷媒体。
IPC (2件):
B41M 5/26 ,  B42D 11/00
FI (2件):
B41M 5/18 Z ,  B42D 11/00 K
引用特許:
審査官引用 (5件)
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