特許
J-GLOBAL ID:200903092345142450

電力変換システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  鵜澤 英久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-058810
公開番号(公開出願番号):特開2007-244009
出願日: 2006年03月06日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】電力変換ユニット2A、2Bの出力を、2相巻線を持つモータの各巻線別に供給する電力変換システムで、PWM同期制御の同期ズレを防止し、しかもシステム構築および変更を容易にする。【解決手段】 マスターユニットは、速度制御部1から電流制御指令をユニット2Aに出力およびユニット2Bに伝送し、PWMキャリアの同期基準信号をスレーブユニット2Bに伝送する。スレーブユニットは、PLL発振回路20で受信した同期基準信号と自ユニットの同期基準信号との位相比較でマスターユニットとのPWMキャリア位相を同期させ、位相補正回路21でPWMキャリア信号を同期基準信号の伝送遅れ時間だけ位相を進める。スレーブユニットは、他のユニットのPWMキャリア信号とは、インバータとモータ巻線までの配線によりスイッチング電圧が振動する周波数の180°分だけ相互にずらす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数台のPWM電力変換装置の出力を、多相巻線を持つ1台のモータの各巻線別に供給してモータを速度制御する電力変換システムであって、 電流制御部とPWM制御部およびインバータとを有して該インバータの出力をモータの1つの巻線に供給し、速度指令とモータの速度検出値とから前記電流制御部に電流制御指令を出力する速度制御部を実装したマスターユニットと、 前記速度制御部から電流制御指令を受信する電流制御部と、PWM制御部およびインバータとを有して該インバータの出力をモータの他の巻線に供給するスレーブユニットとを備え、 前記マスターユニットは、PWMキャリアの同期基準信号を発生する手段を備え、 前記スレーブユニットは、前記同期基準信号を受信して自ユニットのPWMキャリアの同期基準信号との位相比較で前記マスターユニットとのPWMキャリア位相を同期させる手段と、該PWMキャリア信号を前記同期基準信号の伝送遅れ時間だけ位相を進める位相補正手段とを備えたことを特徴とする電力変換システム。
IPC (1件):
H02P 27/06
FI (1件):
H02P5/41 302B
Fターム (11件):
5H505BB05 ,  5H505DD03 ,  5H505DD05 ,  5H505DD06 ,  5H505EE49 ,  5H505GG02 ,  5H505GG04 ,  5H505HA10 ,  5H505HB02 ,  5H505LL07 ,  5H505LL22
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
  • モータ駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-004000   出願人:日産自動車株式会社
  • 多重変換器制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-091711   出願人:株式会社日立製作所
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-002348   出願人:東芝エンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
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