特許
J-GLOBAL ID:200903092504379520
難燃性ポリエステルの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242664
公開番号(公開出願番号):特開平11-080340
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 反応性含りん難燃剤を使用して、難燃性ポリエステルを製造するにあたり、該難燃剤の輸送、貯蔵、取り扱い性が改良され、さらに難燃性ポリエステル製造におけるバッチ効率の向上及び反応時間の短縮が可能となり、工業的に有利な難燃剤を提供する。【解決手段】 (1)構造式1で表わされる有機りん化合物、イタコン酸及びエチレングリコールを重縮合させて得られる一般式2で表わされる化合物、(2)一般式2で表わされる化合物にさらに引き続きテレフタル酸又はそのジメチルエステルを共重縮合させて得られる化合物、(3)或いは一般式2で表わされる化合物にさらに引き続き2,6-ジカルボキシナフタリン又はそのジメチルエステルを共重縮合させて得られる化合物、のいずれか1種又はそれ以上を難燃性ポリエステルの製造過程で添加して、共重縮合せしめる。【化14】【化15】(但し、nの平均値は4以上である。)
請求項(抜粋):
構造式1で表される有機りん化合物、イタコン酸およびエチレングリコールを加熱下に反応させ、引き続き、加熱、減圧下にエチレングリコールを除去しながら、重縮合させて得られた、主として一般式2で表される有機りん化合物を、特定のポリエステルの製造過程の反応成分に添加して、共重縮合させる事を特徴とする難燃性ポリエステルの製造方法。【化1】【化2】(但し、nの平均値は4以上である。)
引用特許: