特許
J-GLOBAL ID:200903092589596428

ポンプ運転台数制御装置および制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-048446
公開番号(公開出願番号):特開平7-259744
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】ポンプ井への雨水流入量の予測精度を向上させ、かつ不必要なポンプの起動・停止を少なくする。【構成】雨水ポンプ制御装置1は、雨水流入量予測部2とポンプ台数制御3とにより構成される。雨水流入量予測部2は、排水区域8内に設置された複数の地上雨量計もしくはレーダ雨量計13からの降雨データと、下水管渠6内に設置された複数の管渠内水位計12からの水位データと、ポンプ井4に設置れたポンプ井水位計からのポンプ井水位データ10と、ポンプ吐出量14と実績流入量とを入力とし、ポンプ井4への雨水流入量を予測する。ポンプ台数制御部3は、雨水流入量予測部2からの予測流入量と、ポンプ井水位データ10と河川水位計からの河川水位11と、ポンプ群5のポンプ運転状態14等を入力とし、現在から一定時後までのポンプ群5の運転量を決定し、これらポンプへの運転指示を行なう。
請求項(抜粋):
ポンプ所の制御対象データおよび前記ポンプ所内のポンプ群の運転状態データを基にして、複数のポンプ組み合わせ案を生成し、そのポンプ運転組み合わせ案の中で、評価が最もよいポンプ運転組み合わせ案によって前記ポンプ群の運転台数を制御するポンプ所のポンプ運転台数制御装置において、前記ポンプ群の運転台数の制御を行うのに必要なプロセス情報を計測するセンサーからの情報を取り込むプロセス入力手段と、前記ポンプ群の運転台数制御における最小化または最大化を図る項目を表わす目的関数を作成し、該目的関数の値を最小化または最大化するポンプ制御手段の運転案を定める遺伝的ニューロファジィ制御手段と、前記運転案を定めるのに必要な変数を記憶する記憶手段と、前記決定された運転案をポンプ制御手段に出力するプロセス出力手段とを具備し、前記遺伝的ニューロファジィ制御手段は、前記目的関数に関し所定の染色体表現を有する複数の異なる運転案について、その運転を行った場合の複数の目的項目の値を予見演算し、予め先験的に定められているファジィのメンバーシップ関数により前記演算された複数の目的項目値の評価値を定める予見ファジィ評価手段と、予め定められている複数の運転案の中から予め該当運転案の前記評価値の他の運転案に対する所定順位で定まる選択定数に基づいて2種の異なる親を選択し、予め定められている交換テンプレートにより、前記2種の親の有する性質を互いに交換する交配操作を行って新たな運転案を生成し、生成された運転案が所定の数に達した場合、該生成された運転案の評価値に従って所定順に運転案を並び換える遺伝的最適化手段と、前記遺伝的最適化手段にて定められた前記評価値が最大あるいは最小の1つの運転案を初期運転案とし、該運転案の一部を定められた定数により変更し得た運転案の評価値を計算し、前回の運転案の評価値と比較し、評価値の差分値が予め設定された変数の値より小さい場合に、前回の運転案を今回生成した運転案に置き換え、最適運転候補とするニューロ最適化手段、とを備えることを特徴とするポンプ運転台数制御装置。
IPC (5件):
F04B 49/06 321 ,  E03F 5/22 ,  G05B 11/18 ,  G05B 13/02 ,  G05D 7/06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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