特許
J-GLOBAL ID:200903092616328554

光燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 辻丸 光一郎 ,  中山 ゆみ ,  吉田 玲子 ,  伊佐治 創
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-060316
公開番号(公開出願番号):特開2009-218080
出願日: 2008年03月10日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
【課題】 光電流変換効率に優れる光燃料電池を提供する。【解決手段】 本発明の光燃料電池40は、カソード11および光触媒を含むアノード12が、電解槽13内部に配置され、電解槽13内部が、プロトン透過膜14により、カソード側とアノード側とに区画されており、アノード側の槽13bに、液相燃料16が充填され、カソード側の槽13aに、レドックスメディエータおよび酸素を含む電解液17が充填され、液相燃料の光触媒的酸化により生じたプロトンが、プロトン透過膜14を通過して、アノード側の槽13bからカソード側の槽13aに移動し、液相燃料の光触媒的酸化により生じた電子が、外部回路15を通じてアノードからカソードに移動し、カソード側の槽13aにおいて、プロトン存在下、酸素が電子により還元されて水に変換される酸化還元反応が生じ、酸化還元反応が、レドックスメディエータを介した反応であることを特徴とする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
カソードおよび光触媒を含むアノードを備え、前記カソードおよび前記アノードは、外部回路を介し電気的に接続され、前記光触媒への光照射により、液相燃料を光触媒的に酸化して生じた電子を前記外部回路に取り出すことにより発電する光燃料電池であって、 さらに、電解槽およびプロトン透過膜を備え、 前記カソードおよび前記アノードが、前記電解槽内部に配置され、 前記電解槽内部が、前記プロトン透過膜により、前記カソード側と前記アノード側とに区画された二槽構造になっており、 前記アノード側の槽に、前記液相燃料が充填され、 前記カソード側の槽に、レドックスメディエータおよび酸素を含む電解液が充填され、 前記液相燃料の光触媒的酸化により生じたプロトンが、前記プロトン透過膜を通過して、前記アノード側の槽から前記カソード側の槽に移動し、 前記液相燃料の光触媒的酸化により生じた電子が、前記外部回路を通じて前記アノードから前記カソードに移動し、 前記カソード側の槽において、前記プロトン存在下、前記酸素が前記アノードから移動してきた電子により還元されて水に変換される酸化還元反応が生じ、前記酸化還元反応が、前記レドックスメディエータを介した反応であることを特徴とする光燃料電池。
IPC (1件):
H01M 14/00
FI (1件):
H01M14/00 P
Fターム (21件):
5H018AA07 ,  5H018AA08 ,  5H018DD08 ,  5H018EE01 ,  5H018EE05 ,  5H018EE12 ,  5H026AA06 ,  5H026AA10 ,  5H026CX05 ,  5H026EE01 ,  5H032AA06 ,  5H032AS09 ,  5H032AS11 ,  5H032AS12 ,  5H032AS16 ,  5H032BB02 ,  5H032BB05 ,  5H032CC01 ,  5H032EE02 ,  5H032EE03 ,  5H032EE20

前のページに戻る