特許
J-GLOBAL ID:200903092632197400

スパークプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-043833
公開番号(公開出願番号):特開2000-243535
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 Ir等を主成分とする高融点金属チップを使用した、取付ねじ部の外径Dが12mm以下のスパークプラグにおいて、横飛び防止及び絶縁破壊等の不具合解消を図る。【解決手段】 絶縁体2の先端部分における上記厚さCを1.1mm以上とすることで、絶縁体2の先端部分における耐電圧が高くなり、絶縁破壊等に強度を高めることができる。また、ガスボリューム幅Eの値を適切に設定することで、中心電極3と主体金具1との間の横飛び発生を極めて効果的に防止することができる。また、Irを主成分とする高融点金属チップにて発火部31を構成したスパークプラグでは、中心電極の外径Aを2.0mm以下に細くして多少熱引きが悪くなっても、発火部31の消耗はそれほど進行しない。その結果、中心電極3が細くなる分だけ主体金具1の内側のスペースが増大するので、火花の横飛び防止上極めて有効である。
請求項(抜粋):
軸状に形成されて先端に、Irを主成分とする高融点金属チップが固着された中心電極と、その外側を覆う軸状の絶縁体と、両端が開放する筒状に形成され、前記中心電極の外側に配置される主体金具と、その主体金具に基端側が結合されるとともに先端側が側方に曲げ返されて側面が中心電極先端の前記の高融点金属チップと対向し、該高融点金属チップとの間に火花ギャップを形成する接地電極とを備え、前記中心電極の軸線方向において火花ギャップの形成される側を前方側、これと反対側を後方側として、前記主体金具の前端側外周面には取付ねじ部が形成されるとともに、その取付ねじ部の外径をMとし、また、前記絶縁体の前端部分は前記主体金具の先端側開口部から突出して配置され、その主体金具の先端側開口端面に対応する位置における前記絶縁体の厚さをCとしたときに、M≦12mm;C≧1.1mm;となっていることを特徴とするスパークプラグ。
Fターム (10件):
5G059AA04 ,  5G059AA05 ,  5G059AA08 ,  5G059CC02 ,  5G059DD11 ,  5G059DD12 ,  5G059DD20 ,  5G059EE19 ,  5G059FF08 ,  5G059GG05
引用特許:
審査官引用 (5件)
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