特許
J-GLOBAL ID:200903092669290761

対向燃焼ボイラ装置及びその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-062625
公開番号(公開出願番号):特開2009-216347
出願日: 2008年03月12日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
【課題】常に安定した状態で運転させることができる対向燃焼ボイラ装置及びその運転方法を提供する。【解決手段】微粉炭及び一次空気が供給されるバーナ3を水平方向に複数並べて成るバーナ列4を垂直方向に複数段配置して形成したバーナ群及びこれらの上方において二次空気を通す複数の二段燃焼用ポート5を有する互いに対向する缶前壁11及び缶後壁12を具備した対向燃焼ボイラ10と、各二段燃焼用ポート5を通してボイラ内に供給する二次空気の量を調節する缶前側ダンパ6及び缶後側ダンパ7を備え、各バーナ列4にボイラ内の燃焼ガスGの流れに対する影響度ゲインを割り付けて、使用中のバーナ列4の影響度ゲインから算出した数値指標Npにより燃焼ガスGの流れのパターンを指標化する制御部20を設け、制御部20では、数値指標Npに対向燃焼ボイラ10内の負荷状況を対応させて、缶前側ダンパ6及び缶後側ダンパ7を作動させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
燃料及び一次空気が供給されるバーナを水平方向に複数並べて成るバーナ列を垂直方向に複数段配置して形成したバーナ群を有していると共に、前記バーナ群の上方に位置して該バーナ群をバイパスして供給される二次空気を通す二段燃焼用ポートを有する互いに対向する缶前壁及び缶後壁を具備した対向燃焼ボイラと、 この対向燃焼ボイラにおける缶前壁及び缶後壁の各二段燃焼用ポートを通して該対向燃焼ボイラ内に供給する二次空気の量を調節する缶前側ダンパ及び缶後側ダンパを備えた対向燃焼ボイラ装置において、 前記缶前壁及び缶後壁に配置した各バーナ群における複数段のバーナ列のそれぞれに対して、前記対向燃焼ボイラ内の燃焼ガスの流れに及ぼす影響の度合いに応じた影響度ゲインを割り付けると共に、運転中に使用しているバーナ列に割り付けされた前記影響度ゲインに基づいて算出した数値指標により燃焼ガスの流れのパターンを指標化する制御部を設け、 この制御部は、燃焼ガスの流れのパターンを表す前記数値指標に前記対向燃焼ボイラ内の負荷状況を対応させて、前記対向燃焼ボイラにおける缶前壁及び缶後壁の各二段燃焼用ポートを通して該対向燃焼ボイラ内に供給する二次空気の量を適正化するべく前記缶前側ダンパ及び缶後側ダンパを作動させる ことを特徴とする対向燃焼ボイラ装置。
IPC (1件):
F23C 99/00
FI (2件):
F23C99/00 323 ,  F23C99/00
Fターム (9件):
3K065TA01 ,  3K065TC01 ,  3K065TD07 ,  3K065TE02 ,  3K065TE08 ,  3K065TF02 ,  3K065TG01 ,  3K065TH09 ,  3K065TH12
引用特許:
出願人引用 (2件)

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