特許
J-GLOBAL ID:200903057920331189

石炭焚ボイラの燃焼関係ダンパ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-229282
公開番号(公開出願番号):特開平9-072534
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 ボイラ負荷が同一でミル運転台数が異なる場合においても最適な開度を得ることができ、火炉での燃焼状態を良好に保持し得る石炭焚ボイラの燃焼関係ダンパ制御装置を提供する。【解決手段】 ボイラ負荷指令20に基づき関数発生器19’から出力される燃焼関係ダンパとしてのオーバエアポートダンパ12の基本開度指令21を、流量検出器22で検出された一次通風機の吸込流量23と流量検出器24で検出された押込通風機の吸込流量25との実際流量比26に応じて補正し、基本開度補正指令38としてオーバエアポートダンパ12へ出力し、オーバエアポートダンパ12の開度を適宜調整するよう構成する。
請求項(抜粋):
押込通風機(1)によって昇圧された燃焼用空気をボイラ(3)の火炉(4)に配設された複数のバーナ(5)へ送給すると共に、一次通風機(8)によって昇圧された一次空気を複数のミル(9)へ導入し、該各ミル(9)で粉砕された燃料としての微粉炭を前記各バーナ(5)へ搬送することにより、火炉(4)内において燃焼を行い、且つ該火炉(4)内での燃焼に関与する空気流量を燃焼関係ダンパによって調節するよう構成した石炭焚ボイラの燃焼関係ダンパ制御装置であって、一次通風機(8)の吸込流量(23)を検出する流量検出器(22)と、押込通風機(1)の吸込流量(25)を検出する流量検出器(24)と、ボイラ負荷指令(20)に基づき燃焼関係ダンパの基本開度指令(21)を出力する関数発生器(19’)と、前記流量検出器(22)で検出された一次通風機(8)の吸込流量(23)と流量検出器(24)で検出された押込通風機(1)の吸込流量(25)との比を求め、実際流量比(26)を出力する除算器(27)と、ボイラ負荷指令(20)に基づき基準としたミル運転台数に対応する基準流量比(28)を出力する関数発生器(29)と、前記除算器(27)から出力される実際流量比(26)と前記関数発生器(29)から出力される基準流量比(28)との差を求め、流量比偏差信号(30)を出力する減算器(31)と、該減算器(31)から出力される流量比偏差信号(30)を不感帯を有する信号(32)に変換して出力する関数発生器(33)と、ボイラ負荷指令(20)に基づきゲイン補正信号(34)を出力する関数発生器(35)と、前記関数発生器(33)から出力される信号(32)に前記関数発生器(35)から出力されるゲイン補正信号(34)を掛け、燃焼関係ダンパの開度補正指令(36)を出力する乗算器(37)と、前記関数発生器(19’)から出力される基本開度指令(21)と前記乗算器(37)から出力される開度補正指令(36)との和を求め、燃焼関係ダンパへ基本開度補正指令(38)を出力する加算器(39)とを備えたことを特徴とする石炭焚ボイラの燃焼関係ダンパ制御装置。
IPC (3件):
F23L 3/00 ,  F22B 35/00 ,  F23N 1/00 113
FI (3件):
F23L 3/00 ,  F22B 35/00 ,  F23N 1/00 113 Z
引用特許:
出願人引用 (15件)
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